"Jリーグは15日、2023年からの新たな成長戦略としてクラブへの配分金の比率を見直し、J1の上位約10クラブへ手厚く支給することを決めた。J1とJ2の配分金比率を現在の「約2対1」から「5~6対1」へ段階的に変更する。野々村芳和チェアマンは「トップ層が海外に出ていっても、実力的にもコンテンツ的にも輝くようにしたい」と狙いを説明した。"

(2022年11月16日 日経新聞)

 

プロスポーツリーグを盛り上げるには、トップチームが強いだけでは盛り上がらず、リーグ全体の底上げが重要です。その点、Jリーグは比較的分配金を広く配布している印象がありましたが、方向転換ということだと思います。たしかに、Jリーグで活躍した選手の多くは海外に行ってしまい、Jリーグ自体の盛り上がりにはマイナスかもしれません。J1の多く振り分けることで、有力選手を確保し、強いリーグへ、盛り上がるリーグへ、、ということでしょう。