”安倍晋三元首相が8日、奈良市内で街頭演説中に背後から近づいた男に銃撃された。事件当時の警備態勢について、警察庁は詳細を公表していないが、専門家からは選挙中の身辺警護の難しさや、海外に比べて銃撃に対する警備が甘い点などを指摘する声が上がる。警察当局は警備態勢の見直しを迫られている。”

(2022年7月9日 日経新聞)

 

大変ショッキングな事件が起きてしまいました。心よりお悔やみ申し上げます。

亡くなってしまったことはショッキングなのですが、もう一つショッキングなのが、犯人のスキルと装備について。

特にその道のプロではなく、装備も手作り銃というような状況で、SPや警備員のついた元首相が撃たれてしまったこと。日本は銃社会ではないですが、その道のプロにプロの装備で狙われたらひとたまりもないのだろうと想像できます。もちろん、そんなことは起きてほしくないですが、可能性はないわけではないので、この機会に要人警護の方法や備えるべきスキルについて見直さなければならないのだと思います。