”大阪市中央区の大阪女学院中学・高校は3日までに、体育大会で生徒らが熱中症の症状で搬送されたことについて「観覧中、4割程度の生徒がマスクを着用していた。帽子は7割程度がかぶっていなかった」との見解を示した。”


”2日の記者会見で同校の丹羽朗校長が説明した。熱中症対策としてマスクを外すよう指示していたが、徹底できなかったという。”

(2022年6月3日 日経新聞)

 

 コロナ前も体育祭での熱中症事例は多々あったと思いますが、今は学校でのマスクの取り扱いが注目されているので、こうした事例は全国ニュースになってしまいますね。マスクは通常の過ごし方になった学校で、「マスクを外すように」と言われても、任意であれば感染の恐怖感から外せない人はかなりの割合いると思います。かといって、強制できるものではないし。

 体育祭については、15分おきに日陰での水分補給を必須とすること、これならば強制できると思うので、こうした熱中症対策をやることと、開催時期を見直すことかと思います。