前回は水換えのいらない水槽として、「ベルリンシステム」を紹介しました。
本格的なベルリンシステムを構築するためには、オーバーフロー水槽が必須のようなので、オーバーフロー水槽について、いろいろ調べてみました。
性能の良いオーバーフロー水槽は目玉が飛び出るような高価なものですが、それだけの価値があるなら、その投資すらいとわないつもりで調べていると、比較的安価なシステムが見つかりました。
一般的なオーバーフロー水槽が10万円越えなのに対して、こちらは3万円台で購入できます。
「やった~」
このオーバーフロー水槽を元に、ベルリンシステムの構築だ~!
ただ、実際に構築するとなると、もっと詳細に調べてみる必要があります。
「良い買い物は自問自答から」
調べているうちに、ベルリンシステム水槽の長所/短所が見えてきました。
[ベルリンシステム]
- 長所 -
・そもそもアンモニアをほとんど発生させない
・そのため硝酸塩が大きな問題となるハードコーラルの飼育にも向く
・水換えの頻度を極限まで減らせる(無換水すら視野に入る)
・そのおかげで、人工海水のランニングコストが安くなる
- 短所 -
・高性能なプロテインスキマーはオーバーフロー水槽でしか使えない
・カルシウムなどの栄養素が一緒に取り除かれてしまうので栄養素の添加が必要
・動作音がうるさい
・たくさんの魚を飼うには向かない
それらを踏まえたうえで。。。
もう一度、私が水槽に求めるものを自問自答してみました。
[求めるもの]
・寝室のすぐ横の部屋に置くため、動作音に気をつかう
・魚をたくさん飼いたい
・その上で、できるだけ水替えを減らしたい
なんと。。。
「水替えを減らしたい」以外は、
「求めるもの」と「短所」がケンカしてるじゃあ~りませんか!
「けんかをやめて ~♪」
いや、また年齢がばれるようなこと言ってるし。
もう、ここまで来たら定番ですな
なお、短所の「動作音がうるさい」ですが。。。
「オーバーフロー水槽でしか使えない」ということは、オーバーフロー水槽自体の動作音のうるささもあいまって、結構なうるささとなることが予想されました。
これはショップに行って実際の動作音を確認してくるしかない。。。
つづく