栄養学の勇者 リメイク -5ページ目

栄養学の勇者 リメイク

こんにちは。
栄養のことを知りながらお話を楽しめる「栄養学の勇者」を公開中です
土曜日に前半、日曜日に後半 公開

フェス達は難なくまったり山へと向かっていた…


マン「…フェス、ちょっといいか。」

フェス「…ん?」

マン
「…ビブリオ達を説得できるの……今回がラストチャンスかもしれない。気を引き締めていけよ。」

フェス
「…ああ、3人とも…できれば倒さずに済めばいいけど…」


そして…



フェス

「…見つけたぞ、サイキン!!」

サイキン
「…なんだ、もう来たのか。まだ準備ができてないのだがな…。…いいだろう、どこからでもかかってこい!!


フェス「言ったな!!」

フェスはとっさにサイキンに突っ込んで行く。

クゥ
「……っ?!フェス!!罠ですっ!!下を!!」

フェス「えっ……?!」

サイキン「今だっ!!」

なんと下から巨大なブラックホールが現れた!

フェス「うわああっ!!」

見事にサイキンの出したブラックホールにはまってしずめられる…

クゥ「フェス!!」

クゥはギリギリフェスの手を掴んだ。
 
フェス「クゥ…!!」

クゥ「うううっ!!」

ところがクゥも何者かに腕をつかまれて…


うわああっ!!


マン「フェスっ!!クゥっ!!」

人して引きずりこまれてホールはなくなってしまった。

サイキン
「ふははははっ!!今のうちにお前らから叩きのめしてやる!!」

カン
「くそっ…!フェス…フェスーーー!!」



ーーーーー


段々と暗闇
の中に引きずりこまれていく…

フェス
「(体が動かねえ…!それに力が…弱まっていく……ー!……これが…サイキンの………憎しみの……力なのか………?)」


ーーーーーーー

サイキン
「…まあ、あいつまでのみこむつもりはなかったが…、まあいいだろう。お前らを倒して……このホールで弱り果てたフェスらを絶望させよう……

マン「なんて卑怯なやつなんだ…!」

ズン
「最初からフェスを捕らえるつもりだったのね…!!」

サイキン
「さあ、フェスがいなくてどう戦う?」

カン
「…フェスは…絶対に自力で脱出するはずだ!!お前なんかの力に負けるはずはねえ!!」

サイキン
「…ふん、入り口がふさがれて、どのようにあの暗闇の中から脱出することができるというのだ?」

リン「カン…!」

カン
「大丈夫だ…きっと……。クゥ王子だってフェスのことはよく分かっているはず…俺はあいつらを信じてみる…!」


ーー一方、暗闇の中ではーー


クゥ
「…………………………はっ!?僕は…今まで何を…?……そうだ!!フェスは…フェスはどこに……っ!!」

ものすごい力で体が動かない。

クゥ
「……!(力で……押し付けられている…これで動けなくさせているわけですか…!まっ…負けません…!!)」


クゥは懸命に動いて暗闇の中でフェスを探した。

すると、何かツルのようなものを見つけ、そこを探ってみることにした。


クゥ「……っ!フェス…!!」

フェス
「…………?なんか…クゥの声聞こえる…?…でもこんなところにクゥなんているわけねえし……はあ…たるいな…」

クゥ
「何言ってるんですか…!僕ならここにいます!フェス!!早くここから脱出しましょう!」

フェス
「そんなこと言われたって…お前も息切れがすごい…だろ…?ここでもうサイキンに力も生命力も奪われてパーだよ…このまま何もしない方が楽……」

クゥ
「そんなこと…ない…!諦めては…だめ…!だめで………す………!!(…は!そうだ…!!)」

クゥは父からもらったものを取り出した。

クゥ
「フェースー、これ…父上からもらったものですけど…、食べませんか?」

フェス「え……なに食べるって……」

…すると、フェスの目付きが変わった。

フェス
「…ん?!こ…この…独特な匂いと…血の気の…香り…………………………」









フェス
それをかせーーい!!

クゥ「うわあああっ!?」

フェスが無理やりクゥからレバ焼きを奪った。

フェス
「…うん、うん!うっっま!!やっぱレバー最高やな!!こんなところで大好物食えるなんて最っ高!!神!!超大満足!!

クゥ「(や…やっぱりつれた…汗)」

フェス
「はあ~!ごちそうさまで~した!いよっしゃああ!!なんか鉄の力がみなぎってきたぞーーーー!!行くぞクゥ!!ここから脱出してやるーーー!!」

クゥ
「えええっ?!そそんないきなり…って、ああああああっ!!」



ーー一方、残りの栄養素達はーー


ゴゴゴゴゴゴ…


マン「地響きか…!?」

サイキン「……んっ!?」


どりゃあああっ!!

ドッカーン!!!

カン「フェス…!?」

サイキン「何っ!?」

フェス非ヘム小撃破っ!!

なんと…ホールのあった場所からフェスが這い上がってきた。

サイキン
「くっ…!!嘘だ…!?力は最小限に減らしていたはずだ…!!」

フェス
「はっは~ん!!残念だったな!!さあ、サイキン!!覚悟はいいか…!?」

サイキン
「……くそ…ならば…ビブリオ達を倒してから私のところまで来るがいい!!」

そしてサイキンは凄い勢いで山の上まで行ってしまった。

フェス
「へっ!!行ってやるよ!このフルパワーの俺が一気にかけ上がれば楽勝だよ楽勝!はっは~~~~~~~!!」

マン
「………💧フェス…やけにテンション高くなってるが…何があったんだ…?」

クゥ
「ううう……ぼ……僕が……フェスにレバーをあげたからですよ……」

マン
「…ああ、なるほど……って、クゥお疲れ。…ってか大丈夫か?頭に星飛んでるけど。」

クゥ
「フェスのノリにはついていけません…」

カン
「フェーースーー!お前随分と這い上がってきたの早かったな!」

フェス
「いやー、レバーがあればなんでもできるってもんよ!!ひゃっほーーー!!」


ーー数分後ーー


ケイ
「……で、この後どうするんだ?」

フェス
「次の相手はビブリオ達…か。俺的には大人数で行くとかえって作戦が立てづらくなる。だから…さ、カン達主要無機質はここに残って残りの敵の駆除を願いたい。そして…俺ら微量無機質は経験も上だ。だから4人で山を登っていく。…これでいいか?」

リン
「そうねえ…フェスが言うんだったらば…。」

みんなはうなずいた。

クゥ
「フェスのテンションようやくおさまったみたいですね…」

カン
「…じゃ、フェス、こっちは任せておいてくれよ!だから…絶対に勝って…みんな無事に帰ってこいよ!」

フェス「ああ…ありがとう…!」


こうして二手に別れた無機質達。しかし…まだまだサイキンへの道のりは遠い…


End


次回予告!



クゥ
「…フェス、もうどんな時があっても…僕らは命を捨ててでもあなたを守りきるつもりです。ですから…どんなにつらくなってしまっても、決して諦めないでください…。」

フェス
「ま…待って…、やだ…嫌だよ!!俺のために死ぬなんて…こと…!!」


次回第4
「死を託して」