検査結果はお仕事をお休みいただいて
お母さんと聞きに行きました
受付を済ませて２時間くらい待ってから呼ばれました
もう午前中の患者さんがほとんどいなくて
静かな診察室でした
入って椅子に座ってすぐ告知される
👨⚕️「結果から言うと、乳がんでした」
？？？？？？
え、なんで？良性って言ったやん
嘘やろ？どっきり？
自分に言われてるのに
どこか他人事
だって、だって
体に異常にある訳じゃないんやもん
どこも痛くない
どこもかゆくもない
ただしこりがあるだけ
隣のお母さんは泣きながら私を抱きしめて
大丈夫よ！大丈夫！って言ってくれた
ぐすぐす泣いてたから看護師さんが
ハンカチを渡してくれた
目の前が真っ黒になるってこんなことなんだなぁと
癌告知って本当に突然
心の準備なんて出来ていません
お母さんが死なないですよね？？？って
先生は死なないですよって
遠隔転移の有無を調べるために
PETCTの予約をして病院をあとに
車の中でお母さんとたくさん泣いて泣いて
ちょっとスッキリして冷静になって
たろちゃんにどう伝えようか悩みました
たろちゃんとは一緒に住んでるんです
まだ住み出して日は浅いけど
お互いに結婚を意識してて
これから結婚をして、いずれは子供も授かって
多くは望まなくてもきっと平凡で幸せな家庭を
築いていけるんだろうなって
でも癌の彼女なんて申し訳なさすぎて
たろちゃんの未来を奪ってしまう気がして
ごめんね
たろちゃんは今でもごめんね禁止！って
よく言ってくれます、本当に世界で一番良い人です
胸を張って言えます
きっと私が生きてる限り
ごめんねって思います
健康だったらなあって思います
でも、それよりもありがとうをたくさん伝えたい
悩み事する時は少し上向いて悩んでって
たろちゃんが言ってました
空が青いなぁとか
部屋のこんなところに傷があるなぁとか
ちょっと気も紛れます
なるべく前向きに、前向きに
こう思えるのはたろちゃんのおかげです