ご飯レシピ いくらと鮪のづけ丼 | 塩麹おじさんの、お・いしい食堂

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塩麹おじさんの石井千秋による料理日記。
フードコンサルの傍ら、浅草橋しおこうじ 塩麹セミナーというユニークなセミナーを主宰。

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美味しい食べものは、気持ちを豊かにさせてくれます。凝ったものでなくても、美味しいご飯があれば、幸せだと感じますね。


料理の世界に関わり、料理や食品の仕事をしていて、最近感じることは、やはり調味料の大切さです。高級なものでなくても、普通に真面目に作られたものが、やはり美味しいし、身体に優しいのだと。安い、リーズナブルであることも確かに大切かもしれないけど、そこにはそれなりのからくりもあるかもしれないことを自覚すべきです。きちんとしたものを少量使う、というか真面目な調味料は少量でもきちんとした味がでます。料理教室をしていて、私の使った調味料や油を紹介すると、決まって高い!と声が上がります。でも、実際問題、良質のものを少量使う方が、リーズナブルでもあり、賢い選択だと、私は考えます。
私は決して高級至上主義ではありません。ただ真面目に手間をかけたものは、やはりそれなりの対価になるということです。
それよりも、こういうものだったら、使わない方がいいという食品や調味料がいかに多いか、また、こだわりとか高級とか伝統とか謡いながら、どこが?と言えるものが、いかに多いか。
やはり、言葉ではなく自分の舌で判断することが大切なのだと考えます。
大量生産大量消費型の食品には、それなりのいろんな意味でのリスクがあるということも、知るべきではないかと思います。そして便利さの背景にも何かしらのリスクがあることも、また事実です。