3.11
東日本大震災、あれから11年。
同じ日付けで同じ曜日の日がやってきました。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りすると共に、まだ行方不明となっている方が1日も早く見つかる事を願っています。
11年前の今日。
あの日はアスリエ鶴瀬のスタジオでレッスン中でした。
クッション性の高いスタジオという事もあり、揺れには気づきませんでした。
ですが一瞬電気が暗くなったの事で異変に気づくと、スタジオの外でスタッフが窓を叩いて
『地震です、早く避難してください!』と声をあげていました。
電気が暗くなったのは天井に釣ってある水銀灯が大きく揺れていたからでした。
あれだけの大きさの水銀灯が揺れるのと、スタッフの誘導の仕方から、
(これはかなり大きな地震だったのだな)とすぐに察知しました。
スタッフに誘導され着の身着のままで、まだまだ寒さの残る3月の寒空の下、駐車場に避難した事が思い出されます。
その時の教訓から寒い時期なった時はスタジオに持ってくる鞄の中に、コンパクトに折り畳めるウィンドブレーカーなどの羽織り物を常備しておくとよいなと思いました。
この日を機にスタジオでレッスンを受講中に地震が発生した際に気をつけるべき点を考えました。
・鏡や窓…割れて破片が飛び散る可能性があります。鏡や窓の近くでレッスンを受けている方は地震が発生した際は速やかに離れましょう。
・照明…形状などタイプを確認しましょう。埋め込み式の蛍光灯なのか、釣り式の水銀灯なのか等。
埋め込み式だから安全ではありませんが、破損のしやすさや落下の危険性は大きく変わるはずです。
・スピーカー…形状やタイプを確認しましょう。スタンド式、天井に釣ってある場合もある程度太い物なのか、鎖で繋がれている物なのかで落下の危険性が変わるはずです。
・アイテム…ステップ台やパワー系レッスンで使うバーベルセット、トランポリン等の位置の確認。
スタジオ後方に置かれている場合や、横側に置かれている場合などパターンが分かれると思います。
崩れて倒れてくる危険性があります。
スタジオの中でレッスンを受ける場所は、いつもだいたい同じ所だと思います。
真上を見上げた時に、何があるのか?
照明の真下だったりスピーカーの真下だったり。その様な危険になりそうな要素を認識しておく事で回避できる事があると思います。
いつも訪れている場所の危険なポイントや避難経路を確認しておきたいですね。