CrowdStrike(クラウドストライク)社のWindows向けセキュリティーソフトの障害について、Windowsパソコンでブルースクリーンやクラッシュする場合の処置方法が出ていたので見てみましたが、基本的には、正常に起動しなくなったパソコンにおける王道の処置方法ですね。
具体的には、Windowsをセーフモードで起動する→コマンドラインで問題となっているファイルを削除する→Windowsを通常モードで再起動する、という手順で、パソコンが起動しなくなった場合に、セーフモードにして原因になりそうなソフト(アプリ)の自動起動を外して正常起動を試みるというものです。
なお、今回の障害の原因は、セキュリティーソフトファルコンの「Falconセンサーfor Windows バージョン7.11以降」にあるようです。PCベンダーでは、DELL製のパソコンでFalconがプリインストールされていることがありそうですが、日本国内でのパソコン被害はどのくらいなのでしょうか?全世界では、サーバ含めて850万台が影響を受けたという記事がありましたが、そのうち国内の該当するパソコンは何台になるのか、気になるところです。
いずれにしても、被害を受けた方は早く正常起動できるよう復旧されるとよいと思いますが、別のセキュリティーソフトを導入したうえでインターネットを利用するなど、注意深く対処ください。(ネットワークへの接続自体を処置後とするのがベストですが、WiFiの切断など慣れないことまで行うのは難しいこともあるかもしれませんので、最低限という意味での注意事項になります。)