子どもとの写真、何度も見返していますか? | 笑ろてるパパがええやん!〜おもろいイクメンふやします〜

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ご無沙汰しております。

理事長の篠田です。
いつの間にか半年近くもブログの更新が止まっていました。


今日は、最近よく考える写真について少し語りたいと思います。

少し前、次男のバースデーフォトを某写真スタジオにて撮影しました。
長男から利用しているので、
これで3人同じアルバムが出そろいました。


こうして揃うのを見るとメチャいいですが、
撮影中の想いは人それぞれでしょう。

1歳の誕生日撮影なんてホントに苦労します。
この頃、人場所見知りとかが始まって、親から離れようとせず、
座らせるとビビるほど泣くのです笑
よく見ると、3人とも泣きっ面(笑っていても目には涙)。
上の子2人は最後踏ん張って笑顔を撮らせてくれましたが、
一番ふてぶてしいはず?の3人目が、実は一番のヘタレで、
まったく撮らせてもらえなかったことには正直驚きました笑
他にも、いろいろと時間がかかって、
スタジオを出るころには子どもも大人もぐったり・・・
なんてことありますよね。

でも、スタジオ撮影のメリットは大きい。
ハンパない衣装数!
クオリティの高い機材!
快適な撮影セット完備!
化粧、着付け、レンタル無料!
豪華なアルバム!
台紙やキーホルダーなどの小物化!

などなど。
その分メッチャ奮発しますけど(上手にやってるなぁと)。
もちろんいいものが出来上がります。
アルバムに仕上がった写真はデジタルにはない温かさがあります。
それは昔ながらのアルバムを大事に持ち続ける人なら
きっとわかる感覚でしょう。

ここで皆さんにぜひお聞きしたい。
「スタジオからもらったアルバム、何度も見返してますか?」

メッチャ苦労して撮った写真が、
見事なアルバムになって家にやってきて、
それが何度も何度も見返されているかどうか、
きちんと確認したことはありませんが、
多くがお蔵入りなのではないでしょうか。

何でこんなことが起こるのか?
それは撮影の最中にあると思います。
撮影中、大人の皆さんは、
楽しめてますか?
写りの良さだけを優先してませんか?
後々まで楽しめるものになってませんか?
いろいろとストレスを感じることも多いのでは?
要は、撮影シーンを何度も思い出すか?ということです。

写真を何度も見返すことは、
撮影を楽しめているかどうかだと思います。
正直、スタジオで撮る写真に、
大人の楽しさは入る余地があんまりありませんね。
だから、出来上がったものをみて満足して、
その後再び開かないんだと思います。

そういう思いがあったので、結婚10周年の写真のときは超こだわって、
友達の写真家にお願いし、衣装を自分たちでレンタルしました。


photo by:http://e-detafactory.com/
これだけで自分たちの楽しさが加わります。
バックグラウンドを知ってくれてる人なら
「こんなん撮りたい!」といえば、
思ったとおりの絵面で撮ってくれます。


写りだけじゃなく、楽しんでる感がしっかり見えるものになります。
だから、何度見ても飽きない。
写真というのは、本来こうして、何度も何度も見返して、
思い出を咀嚼し続けられるものではないかと思います。

これからの世の中は、
大衆ではなく個人の想いに応えるスタイルへと変化しています。
だからこそ、僕たちは、父親ならではの目線で
どんな写真を残したいのか?
それを意識していきたいなと思います。