2009年のスタート
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2009年のスタート
正月休みも終わり、いよいよ戦闘開始です。今年は従来にも増して「変化に対応できるものだけが生き残る」ダーウインの法則が鮮やかに適用される年になることでしょう。
この年末年始にロンドンで「自分の腕を頼りに」生きている息子夫婦が戻ってきました。息子はシステムエンジニア、お嫁さんはインテリアデザイナといずれも腕が勝負の仕事をしています。ですから仕事があるのか大変心配していましたが、「不況どこ吹く風」で悠々としている様子でした。
一方年末年始はどこもきわめて活況で車を駐車するスペースもありませんでした。でもテレビに流れるのは「派遣切りで住むところのない人に対する炊き出し風景」ばかりが流れました。とても違和感がありました。
年頭に当たり、心しなければならないのはこのようなメディアの報道に自分自身を失わないことです。良く知られた言葉に「犬が人間を噛んでもニュースにならないが人間が犬を噛むとニュースになる」というのがありますが、新年にあたりこの報道姿勢を頭にたたき込むことです。
すなわち「希少価値があるからニュースになる」という厳然たる事実を認識しなければなりません。テレビの時代になって「希少価値のある小さな事実」があたかも「世の中全てがその事実に覆われている」かのごとき衝撃を与えるようになりました。
「メディアの取り上げる事実と称するものは例外中の例外なのだ」と認識しなければ判断を誤ります。特に景気は私たちの気持ちが大いに影響するものです。例外事項を「世の中全体がそうだ」と考えて、疑心暗鬼の「信用収縮」を起こしてしまうと、世の中が本当におかしくなります。それこそがねじ曲がったメディアの狙いなのです。
昨今の報道は「木を見て森を見ない」典型例です。政治経済など森羅万象に対して「枝葉末節の衝撃性に惑わされず、全体を冷静に把握する」ことが今年の重要課題になると考えましょう。特に今年は政権選択の年です。日本国の安定のための賢い選択をしなければなりません。大切な年を見事に生き抜きたいと思います。