メディアは景気を悪化させる重要犯罪人
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メディアは景気を悪化させる重要犯罪人
毎日の新聞・テレビは不況報道真っ盛りです。「病は気から」と同じく「景気は気から」なのです。ここで皆さんに良く考えて欲しいのです。
世の中はお金で回っています。でも「お金はただの紙切れ」だということを良く認識してください。紙切れがこのように価値を持つのは「一万円は一万円の価値を持つ」という信用で存在しているに過ぎません。これからが大切です。もし、たぬきやキツネのお金のように「お金ではなくて木の葉っぱであることが暴露」されれば、私たちは太古の昔のように「物々交換」で商品を購入するでしょう。
何が言いたいかと言いますと、「実態を超えて不景気」という認識だと、人々はモノを購入しません。逆に「実態を超えて好景気」と認識すると「今買わなければ欲しいときに変えなくなる」とオイルショックの時のトイレットペーパ騒ぎになります。
バブルの時は実際の需要より遙かに大きな「仮の需要」が発生します。それとは逆にバブルがはじけると人々は疑心暗鬼になり、実態以上に需要を縮めてしまいます。その両方とも長い期間その現象が続くほど、解決への厳しい試練が待っています。
これから本論です。日本は10年前の大きな経験から「不況に対するアンテナ」が鋭くなりすぎています。ですから経営者は「少しでも不況の臭いを感じる」といち早く縮小に走ります。何も報道しなければ、「縮小は行き過ぎ」と気がついて、すぐに正常に戻します。本来日本経済の傷は浅いのです。
ところが昨今のメディアのように連日「不況・不況」の大合唱をすれば、何も知らな一般消費者はそれを本当と考えて、一斉に買い控えに走ります。そして企業が「転ばぬ先の杖」と考えた施策が、企業の命を奪うほどの大きな打撃になって返ってくるのです。
馬鹿げた報道の典型例が「日銀短観報道」です。たかがアンケートに過ぎないものを大げさに報道しますから、何も知らない国民は、「ただのアンケートだとは知らず」実体経済が真っ逆さまに転げ落ちたと思うでしょう。自分で煽っておきながら新聞の社説が「日銀短観 過剰に萎縮していないか」とは笑わせます。萎縮させたのは一体誰かという反省が皆無です。
でもメディアの馬鹿げた大騒ぎでこれから日本は不況の地獄に真っ逆さまに落ち込むことが決定しました。景気悪化の一番の犯罪人はメディアです。政治と言い経済と言い、メディアの行動は日本を破滅に導いています。メディアを信用してはいけないのです。
追伸:私の現役時代、私は2500人、2000億円の事業の最高責任者でした。それが一挙に売り上げが半減し死ぬ苦しみを味わいました。でも当時のメディアは騒ぎませんでした。ですから私が現役引退後、しばらくして見事に生き返りました。昨今のようにメディアが「箸の上げ下ろし」まで批判していたら、経営の自由度が拘束され破綻していたことでしょう。