民主党 また寝っ転がり | 藤原雄一郎の時事通信

民主党 また寝っ転がり

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民主党 また寝っ転がり


突如民主党の小沢代表が麻生総理との党首会談を申し入れ、実現しました。そして第二次補正予算を今の国会で提出しなければ寝っ転がると宣言しました。


ついこの間も「インド洋給油」の法案採決を条件に「田母神氏の参考人招致」を与党に飲ませませたばかりです。そして今度は補正予算提出のための人質です。「インド洋給油」以外にも国民生活に影響のある「金融機能強化法」も人質にしています。


オバマ大統領が選出されアフガン支援がより強く要求される状況のもと「インド洋給油」はどうしても通過させなければならない重要法案です。通過させないなら代案が必要です。臨時国会が始まった時、民主党は一日も早く法案審議が行われるように、ろくに審議もせずに採決に持ち込もうとしました。それが今度は寝っ転がりです。


日本にとって大切な事柄を真剣に審議するわけでなく、ただひたすら解散・総選挙へ追い込むために「国民を困らして与党を追い込む」ことしか小沢代表の頭にはありません。


それはそれで結構でしょう。でも「民主党政権近し」の千載一遇のチャンスが目の前に来ているというのに、「国民の心を民主党から引きはがすことばかりして」どうするつもりでしょうか。共産・社民の方がまともです。「第二次補正予算を提出しないからと、インド洋給油の審議をしないのはおかしい。このような重要な事柄こそ徹底的に審議すべきである」と主張しています。


田母神問題でもそうでした。テレビ中継はなく、民主党はおよび腰で一番堂々としていたのは田母神氏だと言うメディアもありました。安全保障をまともに国会で論議するだけの自信が民主党にないから、「審議しないでさっさと採決する」か、「審議しないで徹底的に寝ころぶ」かの選択肢しかないのでしょうか。


自民党の支持率が急激に下がるのに、民主党の人気が沸き起こらないことをもっと真剣にとらえて欲しいと思います。民主党が自民党を追い込めば追い込むほど解散・総選挙は遠のくのです。それよりじっくり腰を据えて「民主党が政権与党であるにふさわしい」ことを事実で国民に示し、来るべき総選挙に備えるべきです。