株価バブル後最安値
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株価バブル後最安値
ついに昨日、日経平均株価があっさりと、バブル後最安値を割り込みました。その一方で円高はなお進行中です。特段実体経済が悪いわけでないので、あの金融危機の時代とは状況がことなりますが、問題はこれからです。
このような株価下落と円高は確実に実体経済を直撃します。でも私たちは10年前の悪夢の経験があります。こうなった以上10年前が再現すると覚悟を決めて、腰を落ち着けて対策を練る必要があるでしょう。10年前の学習効果が発揮できるはずです。
失業率は上昇し、ワーキングプアーも増加し、格差もいよいよ拡大します。景気対策が一番大切ではありますが、与野党ともに考えている「バラマキ」では財政破綻がいよいよ深刻になるだけです。
まず第一に景気対策としての公共事業はやめましょう。これは失業対策以外の何物でもありません。失業対策は財政破綻をより深刻にするだけです。それより例えば農業の近代化です。食料自給率を高める必要性と穀物の高騰や食の安全が叫ばれている昨今、農業を真に国際競争力のある産業へと育成するための「バラマキとか農民保護ではない」農業振興策にお金を使うべきでしょう。
農業の規制緩和も進めなくてはなりません。「地産地消」を推し進める施策も必要でしょう。この未曾有の金融危機とそれに続く景気後退をチャンスととらえ、この際「日本国の構造改革」を一気に推し進めるべきだと思います。
また景気後退で一番有利になるのは年金生活者であるお年寄りです。戦後最長の好景気で食料品をはじめとして物価の値上がりが始まりました。これで給料が上昇すれば完全なインフレです。また介護現場では低賃金と過酷な労働に耐えかねて人が去りつつありました。一番困るのは年金生活者のはずでした。
ところが今後の景気後退で当分インフレはなく、仕事も見つからないので介護現場に人が戻ってくることでしょう。でもこれは大部分の現役世代の苦しみと犠牲の上に成り立っています。
年金生活者と言っても富裕なお年寄りは多いのが現実です。今こそご恩返しに円高を利用して海外旅行をするなり、お金を使って景気回復に役立てるべきでしょう。景気後退で不安心理が高まり、富裕なお年寄りまでが財布の紐を締めていてはいつまでたっても景気は回復しません。
今後十年はインフレは無いでしょう。「景気後退はお年寄りに有利だ」と気持ちを明るくして、お金を使うべきです。墓場までお金を持ってゆくことが出来ないのですから。是非お願いします。