総理であることを楽しんでいる麻生さん
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総理であることを楽しんでいる麻生さん
解散総選挙がいつになるのか一向にわかりません。当事者はさぞヤキモキしていることでしょう。総裁選挙直後に支持率が一番高くなり、それからは下降するばかりであることは誰が考えてもわかることです。そして事実その通りになっています。それでも平然としている麻生総理。
私は9月29日に出た自民党極秘の世論調査で「自民惨敗」の結果が出ていたのではないかと憶測しています。一部の新聞には与党がかろうじて過半数という数字だったと言われていますが真偽のほどは明かではありません。
最近の麻生総理は夜の会合をかさね総理であることをことのほか楽しんでいるように見えます。わずか20名の小派閥の長が本来ならば総理総裁になれるはずもないのです。現在は「選挙の恐怖」だけが唯一自民党の求心力を高めています。選挙が終われば、仮に勝利したとしても、「選挙の顔の役割は終わった」と、たちまち総理総裁の座から引きずり下ろされても不思議ではありません。
また「どうせ解散総選挙で下野するのなら、一日でも長く総理の職を楽しみたい」と思うのは人情というものです。ですから解散出来ない大義名分を考えて毎日を楽しんでいます。「自分の政策を実現したい」との意欲もなく、「ただ総理でいたい」という無欲のものほど恐ろしいものはありません。
補正予算もインド洋沖での給油問題もスイスイと国会を通過しています。次は金融問題だ!第二次補正予算だ!緊急G7サミットだ!日中韓首脳会談だ!と次々と新しい玉を打ち出しています。
それにしてもだらしないのが民主党です。解散総選挙を急ぐあまり、ついこの間まで「寝っ転がって」国会審議をストップさせていたのが、今度は「真面目に審議しない」でスイスイと国会を通過させています。
国民が「さすが民主党」と唸る国会論戦を挑むわけでもなく、例えばインド洋問題の代案として「イラク・サマワ」を「アフガニスタン・安全地域」と置き換えた自衛隊派遣の提案をしています。そして「アフガニスタン・安全地域」はどこかと聞かれれば法案提案者が「今はそのような地域はない」との誠に無責任極まる回答です。
イラクは憲法違反でどうしてアフガニスタンなら憲法違反にならないかの明確な説明もありません。ひょっとして民主党は「寝っ転がって審議拒否」か「審議しないで国会通過」のどちらかしか出来ない無責任政党なんでしょうか。本当に困ったものです。日本の政治は!