株価大暴落
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株価大暴落
3日から日本を空けている間に大変なことになっていました。世界中での株価大暴落です。CNNのテレビでは連日「大暴落」と絶叫が続いていました。原油も80ドルを切る価格にまで下落しています。
私はかねがね「バクチマネー」にお金がまわらないようにするには金利引き締めが大切。「テコの原理(レバレージ)に規制を」と叫んできました。でもそのような必要は全くなかったのです。金融の根幹をなす「絶対に起こりえないはずの信用崩壊」が現実に起こってしまったからです。
金融業界はまさに少し前の日本をそのままビデオで見ているような有様です。各国ともに緊急の金利引下げを行っています。日本では現在も低金利のままです。「金利を下げても借り手がいない」このような状況がおこりうるはずがないと思っていた欧米の金融界にまさにその状況が押し寄せています。疑心暗鬼でお金を誰もが貸しませんから、金利など関係ないのです。
思えば実態のない「紙切れ」に莫大な価値を与えていたのは「信用」でした。その信用がガラガラと音を立てて崩れたのですから「貴重なお金は紙切れに近づいてきた」のです。
特にバクチの元凶である投資銀行やヘッジファンドは自分自身でお金を集める機能がありませんから、世界中から安い金利のお金を集めて、バクチを行ってきました。今、彼らが巧妙にしかけたバクチの仕組みは根底から崩れましたので、特に規制を加えなくても「金を貸す人がいなくなり」自己崩壊してしまったのです。
これで世の中も実体経済に近づいてくるでしょう。でもここに大きな問題があります。バクチで膨大に膨れ上がったバブルの崩壊で実体経済も縮小してしまいました。日本が長い間苦しんだデフレの世界に世界中が突入することでしょう。
その中で中国やインド、ブラジルなどの新興国がどれだけ実体経済を牽引することが出来るかにかかっていると思います。しばらくは世界中が、少し前の日本の姿になると覚悟し、そのあおりを日本が受けることを認識しなければならないと思います。