全くもって非民主的な民主党
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全くもって非民主的な民主党
末期的自民党については前回書きました。そこで期待される民主党ですが、これがまた民主主義社会の政党かと思うていたらくです。9月に任期が切れる小沢代表ですが、対抗馬が立たず無投票で選ばれる可能性がきわめて強くなりました。
その根底には、ここで対抗馬を立てれば選挙後徹底的に報復を受けるとの恐怖があるのですから、何をかいわんやです。もともと小沢代表は討論を好みません。その上に「小沢代表の実にいいかげんな政策」が代表選挙を実施することで白日のもとにさらされます。
ですから、対抗馬が出たら「俺は代表をやりたくてやっているのではない。対抗馬が出るのなら俺は降りる」と言うだろうと恐れているという言葉まで聞くと絶望が走ります。とにかくヒットラーとはいいませんが、小沢恐怖・独裁政治が民主党内をまかり通っています。
もともと小沢代表の「バラマキ」の財源は「お役人のムダの排除で出てくる」などと実に荒唐無稽で、小沢理論は財源の裏付けが全くない空論であると民主党内ですら思われています。このような民主党のいいかげんさは民主党の問題ですからどうでも良いのですが、国民は大迷惑です。
なぜなら解散総選挙があるまで、小沢代表は「徹底的に政府与党を困らせる」方針一本槍ですから、たとえ国益になることでも、それを実現させると政府与党の手柄になるからと、徹底抗戦をする予定です。
参院選以来のねじれ国会でもう随分長い間、国政は停滞しています。これが解散総選挙があるまで続くと日本は一体どうなるのでしょうか。あまりに長い停滞は日本に修復しがたい打撃を与えます。ここは公明党が言うように早期解散総選挙に打ってでることが、今、一番国益にかなうことでしょう。
解散総選挙で、政府与党に愛想をつかした国民が政権交代の道を選べば、ねじれは解消され、新たなる展開が開けます。また政府与党がかろうじて過半数を維持したならば、今まで強権・恐怖政治でおさえつけてきた民主党では小沢おろしが始まるでしょう。始まらないまでもまたもや大連立の話が出てきて、事態は動くでしょう。
ねじれ状態脱却のための政界再編があったりして、本格的にねじれ解消へと政治は動くはずです。そうれば不毛の現状よりは確実に前進するはずです。最悪の選択は任期切れの来年秋まで解散総選挙のないことです。とにかく「一刻も早くこの異常状態を脱却してくれ」と声を大にして叫びたいです。