アメリカ大統領選挙 | 藤原雄一郎の時事通信

アメリカ大統領選挙

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メールマガジン668号   2008/8/22日発行(月・水・金発行)


□□ アメリカ大統領選挙 □□


小泉・ブッシュの派手なパフォーマンスが今となっては懐かしく思い出されま
す。小泉・ブッシュの日米関係は、一足早く、日本が混迷に突入し、ねじれ国
会とあいまって、自民・公明の連合政権も次の衆院選挙では危なくなっていま
す。


一方アメリカではオバマ・クリントンの激しい争いでオバマ候補の知名度は上
昇したものの両者の亀裂が心配されました。しかしこれも時が解決するのでは
ないでしょうか。


ブッシュ政権の最大の誤りはイラク戦争であったことは歴史の判断を待たず、
世界中で定着したように思えます。またブッシュ政権下で推進した経済政策も
サブプライム・ローン問題をきっかに世界中に混乱を撒き散らし、原油や食料
の高騰と世界的なインフレを引き起こしています。一方では北朝鮮問題では、
完全に腰が抜けて、北朝鮮の大勝利です。


日本では小泉・竹中の構造改革がまさに壊滅的破壊を受けています。(私はこ
の破壊は間違っていると堅く信じていますが)一方のアメリカではブッシュの
強硬な世界戦略をささえてきた「ネオコン」に対する逆風が吹いています。


政治・経済の分野に強い影響を与え、一部の権益者に有利なネオコン政治は、
そろそろアメリカ国民にも見放されてきたのではないでしょうか。


アメリカの大統領がオバマ氏になった場合、日米関係には劇的な変化があるよ
うに思えてなりません。経験の浅いオバマ氏にとって、日米関係よりも、イラ
ク撤退をはじめもっともっと重要な問題が山積していると思います。


はたして米国依存の日本の安全保障はどうなるのでしょうか。拉致問題は吹っ
飛んでしまいそうです。また洞爺湖サミットで明らかになったようにG8の影響
力も弱まっています。アメリカ大統領選挙が終了し新しい大統領が誕生する来
年は世界が激動する予感がします。


日本もいいかげんに「思考停止」状態から脱しないと、結局私たち国民がひど
い目にあうと、そのように思います。来年は日米ともに政権交代の年になるの
でしょうか?