通常国会閉幕 これで良いのかねじれ国会
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メールマガジン644号 2008/6/22日発行(月・水・金発行)
□□ 通常国会閉幕 これで良いのかねじれ国会 □□
波乱の通常国会が終了しました。終わってみれば法案成立率はきわめて低く、
国政の停滞・非効率があきらかになりました。また参院で民主党など野党が提
出した法案の多くを野党みずからが廃案にするなど、本気で法案を提出してい
るのか、首をかしげる事態です。
そのきわめつけは参院で可決させた後期高齢者医療制度廃止法案を、野党が衆
院で廃案にしようとする暴挙まで飛び出しました。結局参院での可決はゼスチャ
だけで、真剣みのきわめて希薄なことを満天に示しただけでした。
日銀総裁の座には異例の空席が生じ、今なお、副総裁と審議委員は空席のまま
です。そして一ヶ月だけのガソリン値下げは一体何だったのでしょうか?また
千載一遇のチャンスであった「道路特定財源の一般財源化」は、今や国会議員
皆さんの頭の中から消え去ったかのようです。まさに国民不在・党利党略ばか
りの国会であったといえるでしょう。
このような反省に立って、公務員改革法案が与野党の歩み寄りで成立し、さし
もの国民不在国会にも良識が芽生えたかと喜んだのもつかの間、小沢代表の非
常識とも言える、問責決議ですべての努力が水の泡と消えてしまいました。
来るべき臨時国会でもこのような不毛の政治を続けるつもりなのでしょうか?
民主党の国会対策委員長が「今国会は100点満点以上」と手放しの喜びよう
ですが、まるで「今まで親から厳しくしつけられてきた幼稚園児が親の不在で
やりたい放題暴れ回り、喜んでいる」そのような幼稚性丸出しの態度にはウン
ザリしました。
私たち国民も、もういいかげんに「幼稚な民主党にお灸を据える」時期が到来
しているのではないでしょうか。