凶悪犯罪を広げるテレビの報道姿勢
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◆メールマガジン644号 2008/6/13日発行(月・水・金発行)◆◇
□□ 凶悪犯罪を広げるテレビの報道姿勢 □□
秋葉原で悲惨な事件が発生しました。この事件だけでなく「聞いたり見たりす
ることが嫌になる凶悪事件」があとをたちません。それに対して特にテレビは
異常なまでのはしゃぎようで、これでもか、これでもかと言わんばかりに興味
本位の報道を垂れ流しています。
テレビは視聴率を稼ぎたいばかりの節度のない報道姿勢ですが、誠に残念なが
ら、このような凶悪犯罪報道は大きな視聴率が稼げるのでしょう。このような
報道を求める私たちが悪いのですが、テレビはそれを煽って、いつまでも凶悪
犯罪に対する私たちの興味が冷めないように、必死になって針小棒大に事件を
報道しつづけます。まるで事件への面白半分の興味が永遠に続いて欲しいと祈
っているようです。
その結果何が起こるか?犯罪の伝搬であり、類似犯罪の頻発です。テレビが類
似犯罪の発生を局をあげて広めているのです。このように興味本位に報道さえ
しなければ、発生しないであろう事件は枚挙のいとまもありません。いくらで
もその実例を示すことが出来ますが、これがまた犯罪の拡散につながるのであ
えて指摘しませんが、思い当たる読者の皆様も多いことだと思います。
特に犯罪報道においては、報道と、娯楽本位のワイドショウの区別が全くつか
なくなっています。素人のコメンタータと称する人間が浅はかな分析で口にす
る言葉が真実として広がる恐れさえあるのです。
テレビにとって視聴率至上はわかりますが、だからと言って、視聴率さえ稼ぐ
ことが出来れば、テレビが社会に凶悪犯罪を蔓延させる大きな原因になっても
良いというのでしょうか?もう少し自浄作用を働かせ、凶悪犯罪に関しては報
道自主規制があっても良いのではありませんか。テレビ局が「犯罪製造推進機
関」となる現状に大きな反省をしてもらわなければ困ります。
いつかテレビなど報道関係者が、自分たちの行った愚行で自らの家庭に被害が
及ぶことのないように切に祈っています。
藤原通信は一週間のお休みを頂きます。