恐るべき中国の力 | 藤原雄一郎の時事通信

恐るべき中国の力

藤原雄一郎 政治と経済を語る ↓ メルマガ申し込み 
http://www.melma.com/backnumber_101064/
---------------------------------------------------------------------
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
メールマガジン484号   2007/03/21日発行(月・水・金発行)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

□□ 恐るべき中国の力 □□

日本の外貨準備高はいくらかご存知ですか。平成19年2月末時点で9000
億ドルです。さて中国の外貨準備高はいくらでしょうか。驚くべきことに1兆
ドルを超過し、日本を追い抜いています。しかも毎月200億ドル増やしてい
るのです。

さてこの莫大な外貨準備高の三分の二を中国はドルで運用しているのです。こ
のような莫大な外貨準備高で大幅赤字の米国の生命線を中国が握っていると言
っても過言ではありません。日本の高度成長期には日本が米国のドルをささえ
ていました。日本と米国は一心同体ですから故橋本首相が「米国債を売りたい
衝動にかられる」と発言しても実際にドルを売ることは考えられませんでした。

ところが中国は人治主義の国で、指導者が米国を揺さぶるつもりで一斉に外貨
準備の通貨をユーロや円に換えてしまったら、米国経済は大混乱に陥ります。
年間で1兆ドルの資金が米国市場に流れ込まないと米国市場はまわらないのに、
中国がドルを売ってしまうと、どれほど大きな影響をうけるかは誰でも想像で
きることです。

現在のところ米国市場でかせいでいる中国としては、ドル売りのそぶりも見せ
ていません。しかし有力な武器を中国が持っていることは確かです。軍事大国
に成長しつつある中国が経済の面でも米国に対して有力な武器を持っているこ
とは脅威です。

また中国がこの武器を使用する意志は全くなくても、中国経済のバブルが崩壊
すれば、外貨準備高が減少し、必然的に中国保有のドルが米国市場から出て行
くことになり、ドルの暴落が始まり経済は大混乱します。先日の上海株の暴落
で世界同時株安が発生したのは市場の誰もが中国の脅威を感じているからだと
思います。

今や軍事的にも、経済的にも、政治的にも大国化しつつある中国とどのように
つきあってゆくかはとても悩ましいことです。基本的には中国の政治体制は北
朝鮮と変わらない独裁政治です。このような国が大きな力を持つことはとても
危険です。私たちは中国の動静から目をはなすことは出来ません。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
□□□
□□□ ビジネスマン必読!!!
□□□ 藤原雄一郎経営最前線シリーズを本にして絶賛発売中
□□□
□□□ 「権限のない社員が会社を変える」」
□□□ http://inox-m2.com/fujiwara/fuji/kengen01.htm
□□□ 「重役は裸の王様」
□□□ http://park5.wakwak.com/~inox/smelma/melma0003JK.htm
□□□ 「目指せ経営トップ」
□□□ http://park5.wakwak.com/~inox/smelma/melma0002JR.htm
□□□ 「経済危機」と「構造改革」のツボ
□□□ http://park5.wakwak.com/~inox/smelma/melma0005JW.htm
□□□ 「この一冊で企業がよみがえる」
□□□  http://park5.wakwak.com/~inox/smelma/melma0006JI.htm
□□□     
□□□ 本を購入するには下のURLをクリック下さい。  
□□□ http://park5.wakwak.com/~inox/smelma/melma0004HP.htm
□□□
------------------------------------------------------------
【ホームページ】 http://park5.wakwak.com/~inox/smelma/melma0003JK.htm
【ご意見】    fuji@inox-tabi.com
【本購入】    http://park5.wakwak.com/~inox/smelma/melma0004HP.htm
----------------------------------------------------------------------