3R
◎前走、高素質ニシノオニテツマルから0.1秒差2着の③マイネウインク。順当に勝機。相手能力高いも気性難⑫なら、一叩き見込める②を○とする。しかし、▲⑫のアッサリがあっても不思議ではない。連下候補は注⑩△⑦。
競走馬の引退
先日、職場の上司が退職した。私は彼の最後の姿を見ながら、40年近くの会社員生活を全うする事の偉大さを
痛感していた。楽しい事だけでなく、仕事で悔しい思いをした事も、体調を崩した事も、様々な喜怒哀楽を乗り越え辿り着いたのである。これは人も馬も変わらない。どんなに能力があっても競争能力を失っては元も子もない。無理のないローテーションを組み、目標としたレースに向けて仕上げ、数年の現役を終える事がいかに簡単なようで難しいことか。途中で怪我でその能力を失い、また能力を枯渇していった馬たちは数えればきりがない。
無事是名馬と呼ばれる所以である。
今がどんなにつらかろうと、将来自分が引退する際には無事是名馬となりたいものである。目先の物事に囚われてばかりはいられない。
ジャパンカップのふり返り
GⅠ馬、特に2勝以上挙げる競走馬の絶対能力について、再認識させられる一戦であった。当日のブログで勝ったアドマイヤムーンについて以下の様に記載していた。
「○は⑪ウォッカでも⑨インティライミでもなく、④アドマイヤムーン。現在②ポップロックと並ぶ4人気(11.0倍)である。同馬にとって、2400mが長い事は明らかである。それでもドバイDFとメイショウサムソンを下した宝塚記念、このGⅠ2勝は距離を克服し得る絶対的な能力の証明と信じたい」
まさしく同馬の競争馬としての能力を満天下に示すレースとなった。3歳クラシックの成績や同馬の中距離における戦いを見ても、この2400mという距離は明らかに長い。しかしながら、東京競馬場という誤魔化しのきかない所で多くのGⅠ馬を相手に克服し勝利して見せた事こそ同馬の絶対能力の証である。このレースを最後に引退との事であるが、種牡馬としての能力をも信じて疑わない。
14人気ながら5着に入線したデルタブルースについても同馬にとっては足りない距離であり、同様に高い能力を示したものと言えよう。
ウォッカ、ポップロックについても、やはりレース当日の記載を引用させて頂く。
「▲⑪ウォッカもGⅠ2勝馬。牝馬である事はジャパンカップにおいて、あまり大きなファクターとは思わない。紆余曲折あった同馬にとって先を考えた場合最も能力を示す舞台かも知れない。当然目一杯の仕上げだろう。注は今回適距離のうえ鞍上要注意の②ポップロック、△は復調なった⑨とする。」
ウォッカの上がりは33.6秒。メンバー最速であり、突け抜けんばかりの足であった。位置取りの差から4着という結果になったものの、牡馬に混じっても現役中最高レベルの能力を有している事は間違いない。但し、器用なタイプではなく、有馬の出走の際は、取捨微妙であろう。ポップロックにとっては、適距離に加え、ペリエ騎手の好判断で勝ち馬を追い詰めただけに惜しい敗戦であったが、ウォッカとは逆に有馬記念においても有力視できる。
最後にメイショウサムソン。
「既にGⅠ4勝を誇る⑩メイショウサムソンを中心から外す事は出来ない。勿論、過去、シンボリクリスエスを始め多くの名馬が敗れている舞台であり、絶対とは言わない。しかし、これ程の実績を持つ同馬の敗戦シーンを探る事は止めたい。黙って◎とする。」
上記の通り、◎を打った事に後悔はない。もう一度予想しろと言われても、同馬を◎としよう。大本命故の位置・コース取りはやむを得ず、自身上がり33.9秒での結果は決して悲観するものではない。有馬記念においても現時点で最有力と考えている。
総括すれば、高い能力を持つ上位馬が力を出し切った過去のレースに引けをとらない名勝負であった。有馬記念も今から期待せずにはいられない。