●1円の誤差も許されない業務に使命感をもって取り組んで

 

               「責任感」をアピールし大手の運送会社で正社員採用

 

実質的に家業であった前職の廃業業務がひと段落してしばらくして、大手の運送会社である

N通運㈱に採用となり、関西警送支店に配属となりました。

某メガバンクの委託業務である両替金作成を行う部署です。作業は自動両替作成システムを用いて行います。

 

                     作業に使っていた自動両替作成システム

 

 

私の長年の経理経験と、金銭の取り扱いに対する責任感を認めて頂いての配置

だったのでしょうか。配置については嬉しく思いました。

ここは男性7名に応援2名体制、女性は9名体制でした。

 

この業務は毎日約100万枚以上の硬貨を扱う仕事でした。

銀行さんから請け負っている業務なので、1円の誤差でも許されません。

ですので、誤差が出た場合、機械を分解してでも探し出しました。

そのために1時間以上要したことがありました。

 

そして仕事を覚えるにあたって、まず全体の流れを理解することを意識しました。

担当した業務はその時その人によって変則する「ルーティンであってルーティンでない」

内容で、「木を見て森を見ず」では理解し難い業務だったからです。

それから3か月後、けっして一筋縄ではいきませんでしたが、一通りの流れが掴めるようになりました。

 

●「荷受け」の応援も兼任するようになり

 

                  マニュアルだけでは現場作業は通用しない

 

 ようやく少し余裕が出てきたときに、従来の「両替金作成の業務」に加え、「荷受け応援」の仕事も兼任するようになりました。

荷受け現場は本当に作業の流れが速く、先輩社員も自分のことが精いっぱいで、応援に来た私に仕事を教える余裕などなかった様子でした。

しかし、私の方もメモを取ったり、休憩時間等に教えを乞うなど、何とか習得しようと努めました。しかし、この業務は「体で覚える職人技的な仕事」でしたので、実践をひたすら繰り返して地道に覚えるしかありませんでした。正直言いますと、荷受け業務に関しては完全に習得できませんでした。

 

 ただ、私の本来の業務である両替金作成の方は使命感を持って仕事をしました。

人よりも30分早く出社して準備を始め、どのような事があっても遅れて迷惑をかけるような事だけはありませんでした。