渓流でベイトフィネスを。と言うことで、
17カルカッタ BFS HG を購入してみました。

左:カルカッタDC100、手前:カルカッタDC50、右:17カルカッタbfs

パッと見、bfsの方が小さくまとまっている様にみえますね。
構造的には、100と同じと言う事がブログ等で書かれていました。写真のDC100は、古いモデルですが、どんな感じか見ていこうと思います。

左:カルカッタDC100、中央:17カルカッタbfs、右:カルカッタDC50
右巻きと左巻きなので、比較しづらいですが、
フォルムは、並べてみると50相当にみえますかね。



左:カルカッタDC100、右:17カルカッタbfs
bfsが少し右に傾いてますが、レベルワインダー、ハンドル軸の高さなど、ほぼ同じ位置かと思われます。基準は、リールシートの位置を中心にどうなっているかですね。
また、パーミング側のサイズは、だいぶbfsの方がコンパクトになっています。※新しいカルカッタは、みんなこのサイズっぽいですが(^^;



左:カルカッタDC50、右:17カルカッタbfs
カルカッタDC50との比較ですが、むしろbfsのが小さくみえますね。技術の進化が早すぎる?
なのにギアボックスは低重心化が進んでますね。ところが、並べてみますと、50の方がリールシートからの位置では、スプール中心位置が低い様です。※全体的に50のが低重心?(^^;


左:17カルカッタbfs、右:カルカッタDC50
気になったので上から見てみました。
リールシート位置を合わせると上記写真の様にサイズに差がある事がわかりました。もちろんスプール計も違うのですが、スプール中心位置で比較すると前後の位置に違いが見られます。

左:17カルカッタbfs、右:カルカッタDC50
最後に後ろから。スプール位置が確認出来るようにクラッチは切った状態にしています。
ここで、他のブログにも掲載されていた気がしますが、クラッチ位置(高さ)について違いがはっきり出ている事に気が付きました。
実際、ロッドに装着してグリップしてみると分かりやすいのですが、bfsの方が腰が高い様に感じます。手の大きさや、好みにもよるかと思いますが、クラッチに親指をかけた感触は100のサイズに近く、50と比べると繊細と言うより、ガッしりと握る(親指を大きく開く感じ)様な感触です。

ただ、クラッチについては、構造的にも変更されているようで、一度切ったクラッチを親指で戻せる様になっていますね。
これが原因かもですね。クラッチの下に指先を入れる事が出来る高さを設けたのかもしれませんね。

最後に、スタードラグの立て付けですが、良くなっています。♪ヽ(´▽`)/
古いカルカッタはスタードラグが傾いている感じ(バネで、ふにゅふにゅしてた)でしたが、17カルカッタはしっかり真っ直ぐ収まっています。
他に内部的な部分で気になるのは、プラスチックパーツが増えた所でしょうか。その分数十グラム軽くなっている?様ですが。

あと、気になるのは、ブレーキシステムの違いですね。マグネット採用で、初期制動が早い。DCは、緩いキャスト、特に初回のキャスト時(特にショートキャスト時)に発電量が足らずにノンブレーキになる事が多かったので・・・(^^;

感想ですが、回した感じは、ちゃんとカルカッタですし、デザインも以前のは高級感(おじさんっぽい感じ)押しだったのが、攻撃的なデザインになって良くなっているかな?と。
気になるのは、やはりクラッチ位置でしょうか。左巻き仕様で、持ち変える事なく、右手でパーミングしながらキャストしやすい仕様になっているとか?(^^;
まあ、使ってみてからではありますが、下手なリールシートのロッドと組み合わせると、フィネスと言うより、武骨な感触になりそうな感じです。

とりあえず、釣り行かないとだなぁ(^^;