目に見えないから自覚しない
貯金がない。そもそも、貯金をしていない。30歳の女性がどれだけ貯金しているかのランキングを検索すると、一位はなんと600万円だとか。そうなのか。世の女性はそんなに溜めているのか。しかしながら、私の現在の収入は低所得層に属する。というのも言い訳で、今までの浪費を計算すると、それくらいは溜まるはずだった。浪費……。浪費とはなんぞや。不必要なものを意味もなく欲しがり、とにかく身の周りを固める「ガラクタ」のようなもの?学生時代から、私のおこづかいやお年玉、加えて社会人になってからの給与は、ほとんど漫画にきえていた。今はそこまで集めていないけれど、一時はマンガ喫茶でも開けるのでは、というほどに。実家の倉庫の押し入れも、私の集めた漫画でぱんぱんになっていたほどだった。けど私はそれを浪費とは考えたくない。二十歳前半まで、漫画家を本気で目指していた私にとっては、あらゆるアイディアや概念を作り上げたものだし、今も楽しく読める娯楽だ。私の人格形成も漫画が影響していると言っても過言ではない。なによりひたすら夢に向かって、寝る間も惜しみ創作活動していたあの頃を否定したくない。なので過去は過去として。今現在、私は何に浪費しているか。そして、それをどう貯金に回せるか。三十年生きて来て、ようやく貯蓄を考えたのである。六、七年前の自分がいたら、「早めに人生考えなさい」と説教したい。そうか、ちゃんと明確にせず、なあなあで使ってるから減り具合がわからないんだ。Excelで管理しよう。思い立ち、パソコンを立ち上げ、Excelを起動。何かしらの問題で開けない。……。現在復旧作業中。うまくいかずに三度目の挑戦だ。私の未来は、君にかかっている、Excel。