わからない恐怖と

戦うのは精神的にきついです


いったい今後どのようになるかわからないからです


経験者が周りにいれば聞くことも

できるかもしれません


しかし・・・

なかなかそのようなに都合のいいことばかりではありません。



まず、私はわからないことへの恐怖と戦いました。


本やネットで知りたいことを調べます。

そこでその件を

専門家に相談します。


私の場合は

個人ではなく

会社の不動産がそもそもの問題だったため


不動産会社

税理士

弁護士

企業再生士


に相談し

会社が破産に向かった後に


個人はどうなるかということもついでに

聞いてきました。


疑問を明らかにし調べて裏を取る


考えたらこの繰り返しです。


その段階での方向性は

紙に書きまとめてから

仲のいい友人に聞いてもらいました


自分の現状をしっかりと把握するためです。


精神安定剤を飲みながら

不安を少しずつ少しずつ

解決していったのです。


しかし、知識を得たからといって

不安がまったく無くなる訳ではありません。


その時はまさに地獄でした。

その地獄とは・・・



「火事です!燃えています!消防車がたくさん来ています」


某月初


突然、電話が鳴った


ここ数日間、熱を出し

やっとの思いで病院に向かっていた時だった。


パートナーである役員からの電話に

驚くというより

あきれたという感覚だった



開店前の時間のため

客や従業員はいないと思いつつも


「けが人は?隣家への被害は?」



その時は夢遊病みたいな感覚だったかも知れない


なぜかそれでも病院に向かい

混んでいるとわかった途端に我に返った


行かなきゃ・・・


片道5時間の道のり


ある地方都市の

お店



家に戻り

家人に


「店が火事になったみたい・・・今から向かう

 詳しいことはわからない・・・ついて落ち着いたら電話する」


と伝え

用意をし、向かった


「こんなときに事故だけは気をつけなければ」



向かう途中

幾人からも連絡が入る


その時はすでに冷静になっていた

この後とるべき対応は?


その事ばかり考えていた。


泣きそうな声で

店舗の責任者から電話が入る


「タバコの不始末ではありません

 帰るときに確認しました。

 いったい今、私はどうすればいいでしょう?」


私は一喝した


「動揺するな!!店のそばにいて

 関係者が不安にならないよう

 きちんと対応していてくれ


 今向かっているから

 逐一報告がほしいのと

 考えをまとめたらこちらからも連絡する」



今にして思えば

これは何かの暗示だったのかもしれない


人生に突発的なことは多々あれど

その時の出来事の意味は

後になってわかるものである。


心の問題とは

一体なんでしょう?

私の場合は
この原因に対してこれから起こる

訳の解らない不安
先の見えない不安


でした。

破産とはどんな事になるのだ
連帯保証人と保証人の違い
自己破産とは



会社を経営していながらこのての話しは

常識とわかっていながら知識としては理解していなかったのです。

今までも寝れない夜を過ごした事や数々の事を経験したつもりでした。

しかし、

人に迷惑をかける恐怖

持つものを無くなる恐怖


夜も寝れず

食事も通らず


動悸だけが早くなり

喉が渇き

落ち着いていられない



不安が不安を呼び

その不安が不安になる


こうなると

心と体が軋み出します。


世の中には

私よりひどい症状の方がたくさんいると思います


しかし、人より症状が


重い、軽いではなく


その人の許容範囲のどのくらいを占めるのかが

大事だと思います。


あきらかに

その時分は私の許容範囲を超えていたと思います。


栄養剤を注射してもらいに行った病院で

血圧の異常を指摘され


安定剤を処方してもらい


さらに心が参っていったのです・・・