そう!

そのとーり!

みんなまぁるくタケモトピアノ~♪



いや、その通りですよ。

 

 

英語に関して言えば、東大二次みたいなのを除けばほぼ暗記。


①英単語2,000語、イディオム500語は絶対に覚えてね!(※偏差値60以上の大学はプラス1,000語)

 

②文法は隅から隅まで覚えてきてね!

③英文は最低でも300文は覚える。もちろん、文法のミスは一つも許さないよ!

④日本語と英語の最大の違い、『無生物主語』『否定構文』『自動詞と他動詞(※特に現在分詞と過去分詞)』に配慮して、英文和訳できるようにしてね。あ、もちろんこれも丸暗記だよ!



そうすると、やれ『ひたすら暗記ゲーで本当の学問ではない!』とか、『日常会話に必要のない語彙ばかりだし、そもそも文法にこだわり過ぎるから、日本人は英語を話せない』なんて声が出てくるわけですが、それは本当にそう!


でも、そのシステムに文句があるんなら、北米や欧米の大学でも受験すればいいじゃない。

そこでは世界中から集まって来た学生たちが、それこそ活きた英語を使って、暗記に偏重していない主体的な意見を、活発に交換し合い学んでいることだろう。


そんなことできるん??



いやいや、日本の大学受験の方が遥かに楽ですって。


だって9割方暗記ですもん。

『暗記すりゃ受かるよ!でも時間がめちゃくちゃかかるから、中学校・・・できれば小学校の頃から準備しといてね!』って言ってるだけの試験。


そして大学受験の英語なんて、コミュニケーション能力は一切求めていない。



もう京都大学の二次試験なんて、『英語ペラペラなだけの帰国子女は全員お断りです!』という声なき声が聞こえてくる。



もはや英語じゃない。

むしろ国語だと思わされる。



それがいいのか悪いのかは一切関係ない。


でも大学からすれば、たかだか暗記程度でブーブー文句を言う高校生になってきてほしくないだろう。


勘違いしちゃいけない。


君が大学を選ぶんじゃない。

大学が君を選んどるんや。



もちろん、昨年度名古屋大学や京都大学に合格した2名も、鬼のように暗記していた。

 

でもさ、暗記なんて学問の基本でしょうが??



昔の人が漢文を諳んじられるようになるまで、書いて声に出して暗記したように、受験生諸君も必要なものは覚えなければならない。

 

 

そしてみなさんが社会に出た時、もう『ここからここまで暗記してくださいね~』なんて言ってくれる大人はいない。

今私たちが君たちを蝶よ花よと大切に扱っているのは、私たちがみなさんのお父様やお母様からお月謝を頂戴しているから。


それ以外あるまい。

もしもボランティアならこんなことはしない。


ところがひとたび社会に出て、今度は君たちがお金をいただく立場になったとき、与えられたことすらやれない君を、社会は相手にしてくれるだろうか?


もう完全無視だ。


独創性も必要のない、誰にでもできる簡単な仕事を与えられて、必要最低限の給料だけをもらい続けることになるだろう。


そうならないために、少なくとも、今与えられているものくらいはこなしてほしい。

たかだたターゲットだの、LEAPだの、シス単だの鉄壁だのでブーブー言ってちゃいかん。


まあ言ってもいいけど、それならそれで、勉強しなくても合格できる大学を選んでくれ。

『暗記はしたくない』


『だけど○○大学には合格したい。』


それは通らないだろう?