プレゼンを技術で科学する プレゼンデザイン研究所の植田です。

 

プレゼンにグラフは付き物です。

 

グラフで一番使うのが、縦棒グラフでしょう。

 

そして、その多くは、パワーポイントのグラフ作成機能もしくは、エクセルで作ったグラフを張り付けるものです。

 

グラフでこれやったら、負け

 

恒例の、「やったら負け」シリーズのグラフ編です。

 

グラフで、これをやったら負けです。

  1. 立体
  2. 枠線
  3. 細い帯
 
デフォルトグラフ

 

 

 

立体的な装飾

昔は、なにかと立体的に見せるやり方を工夫することが、なにやら技術ありげでした。

しかし、今はフラットデザインが主流です。おそらく、これからもでしょう。

と言うのは、立体デザインは、その一部分のみをみるといいのですが、資料全体を通してみたときは、やっぱりゴテゴテ感が目立って、悪目立ちしてしまいます。

 

枠線

枠線をつける最大の欠点は、線の太さと色を考えてしますことにあります。

なければ、これについて考えなくてもいいのです。

視認性をよくしたいのであれば、背景とグラフの色を考えて枠が無くてもいい配色を考えましょう。

どうしても、枠をつけなくてはならない理由がある場合、

「グレー 灰色」を使いましょう。

これであれば、背景との区別ができて、かつ「悪目立ち」しません。

 

細い帯

パワーポイント、エクセルでグラフを描くと、デフォルトでは帯幅が狭くなってしまいます。

デフォルトのグラフはあれだけ、ゴテゴテしているくせに、帯幅が驚くほど貧相です。

この帯幅は、思うに、紙の文書中にグラフを挿入した場合に最適な幅と考えているではないでしょうか?

パワーポイントで、スライドとしてスクリーンに投影する場合は、1.5倍くらいに幅を広げるとインパクトがあるように見えます。

 

グラフに手を入れる

 

いまどき、こんなグラフを描く人も多くありませんが、ちょっと古めでやる気がある人はこんなグラフを描いてします。

 

プレゼンと言えば、OHPでやってて、まだそれを引きずっている人(もういないと思いますが。。)は、

ソフトが用意した、あまりスマートとは言えない過度の装飾を使ってしまう傾向があります。

 

全面に渡ってそうすれば、それなりの悪趣味の統一感もでますが、大概の場合は途中で極端にゴテゴテしたかと思うと、途中で途端にアッサリしてしまいます。疲れてしまってることが見え見えです。

 

であれば、最初から最後までアッサリで通して、大事なところを絞って強調しましょう。

 

* * * *

 

では、デフォルトのグラフに手を入れてみましょう。

 

ポイントは、上の「使ったら負け」3点をしないことです。

 

ほんの少し調整すだけです。多くは「削除」することです。

 

そして、後一つ。

 

グラフ背景の横罫線を消すことです。

 

これで、グラフで訴求したいポイントがシンプルかつ強く表現できます。

 

 

業界で常識は変わる

 

今回は、ある程度ビジネスプレゼンを前提としています。

 

しかし、グラフの表現はプレゼンをする対象の業界で、かなり常識が変わります。

 

いわゆる理系的な学術領域では、その細分化された領域内で独特の文化があるので、そのフォーマットをきちんと踏襲することが必要です。

 

シンプルかつメッセージを伝えるグラフを描きましょう

 

--- いろいろな記事に続く