プレゼンを技術で科学する プレゼンデザイン研究所の植田です。
プレゼンをお願いするとき、たまに聞かれるのが、
「スライドは何枚がいいでしょうか?」という問いです。
プレゼンの経験が少ない場合によく問われる質問です。
意外と、このあたりから躓いているのかと思う質問でもあります。
私がアドバイスをするときは、
10分で10枚を目安にと考えることです。
仮に10分の持ち時間があれば、10枚のスライドを用意する。
です。
なぜなのか?
スライドの枚数を尋ねる人は、まずプレゼンの初心者です。
彼らは、プレゼンに対する漠然とした不安があり、言語化できる例として「スライドの枚数」を聞いているだけなので、
「自由にやってもいい」というと、不安が増大してしまうからです。
決して、対象となるプレゼンで枚数制限があるのか?と聞いているわけではありません。
スライド枚数には、確たる決まりもないので、本来「自由にやってもいい」 なのですが、
こういわれると、不安になってしまいます。
自由というものは、しばし、不安材料になります。
そこで、「10分あったら、10枚作る」と言えば、覚えやすい目安になります。
ここで、「1分で、1枚」と言えばいいかもしれません。
この場合は、1枚の説明を1分しなければならないと思い込んでしまって、無意識に制約がきつくなってしまいがちです。
なので、10=10で帳尻を合わせればよいと、大枠を決めてしまいます。
これは、持ち時間が、8分:発表、2分:質疑 であっても、同じです。
その中に、表紙が一枚、御清聴云々(本来は要らないが。。)、を含めて10枚です。
そして、作る順番は、
- 最初に、表紙をつくる。
- 次に、まとめ(一番言いたいこと)をつくる。
こうすれば、量的に20%完了。質的には80%終了です。
と説明することで、落ち着いて作業に着手できます。
最初に表紙を作ってもらいます。これは、わりとすぐにできます。
次に、一番いいたいことを作ってもらいます。これは、プレゼンの最後に表示するスライドになります。
じつは、一番難しいかもしれません。でもこのスライドがプレゼンの目標となるので、ここをどっしり据える必要があります。
一番言いたいこと=最後のスライド
であれば、ここが「御清聴・・・」とはならないはずです。
--- いろいろな記事に続く