みなさん、おはようございます。

 

休日は、E気持でブログ書いている植田です。

 

仕事柄というか、趣味と言うべきか、NPO法人広島経済活性化推進倶楽部の理事をやりつつ、起業家さんのプレゼンきいていると感じる(やって無くても感じる)のは、学生起業家の大増殖である。

 

いまや、起業家は雨後の竹の子状態。

休日・祝日を問わず、日本全国津津浦浦、近所の公民館や釣り堀や歩行者天国でも学生起業家ピッチイベントをやっている。

 

竹の子族のイラスト

 

 

街のモツ鍋屋は小洒落たウッド感覚のぬくもり感を演出したインキュベーション施設に改装されている。

※名前も、小洒落たビミョーな日本語なのは、なんで?

 

その数においては、すでに車検代書屋を超えているとも聞いている。

 

ピッチイベントが開かれると、さらにソレに向けて学生起業家(+ソレ志望)が集まる。

学生起業家が増えるとピッチイベントが開かれるといった、

起業家バブル状態にほかならない。

 

活況である。

盛況である。

ビッグウェンズデーである。

 

今や、学生だから起業しよう。

起業で自己実現しよう。

君もプリキュア。

起業家になってよ。とキュウベエに言われて、

みなその気になるのである。

 

 

―――

そんな、熱気とも無縁の者も、また居る。


タカシ(仮名) 21歳 大学生。

祖父は県庁、父は市役所、母は教員、姉はマルサ、兄は警視庁の特命係

ガチの公務員一家である。

 

そんなタカシも公務員一本やり。

起業のキの字もあるわけない。無いものは無い。木っ端微塵にない。

ビジネスアイデアを練っている、友達のキが知れない。

『起業、大いに結構。税金納めてね♡。退職金ないよ。年金大丈夫?』

と完全に達観者なのである。

目指すは上級国民。

道が違う。

志が違う。


でも、ノンポリ(おれは公務員しか考えてねーし)を表沙汰にすると、

ゲバ棒で袋叩き(Insta乗っ取られて、恥ずかしい写真さらられる)にあう。

 

なので、表面的にはうまく合わせる努力をしている

これも公務員一族の優秀な遺伝子とも言えるが、「努力にまさる才能はない」と、家のトイレには貼ってある。

座右の銘は「遅れず、休まず、働かず」のトリプル「Z」

おっとこれは極秘だ。

 

そこに、カオリ(仮名、実は起業クラブの勧誘専門の囮であことを隠している。起業クラブ会長のヒロの彼女(これも秘密))、に誘われて、

オルグ(起業家クラブのセミナー)に出かけることなった。


カオリとは、この前図書館で落としたハンカチを拾ってもらって、急速に接近したのだ。

嘘っぽい話だが、俺の将来の安定した収入をそのハンカチから嗅ぎ取っているとすれば、線虫以上に嗅覚がハンパない女だ。

 

オルグは、町のアジト(こ洒落た雰囲気のコワーキングスペース)でやっていた。

この前までは、タピオカ屋だった所じゃないか?


公務員受験予備校の自習室とはまた違ったオープンな雰囲気だ。入るなり早速、コンサルとかいう怪しいオッサンに「何かあったら、連絡してねと」似ていない似顔絵と、不要にデカイQRコードが入ったダサい名刺をライトに渡された。

慇懃にお礼をしたが、何を言っていたか全く覚えていない。


そこでは、指導者(ホリエモン)の思想を議論(それぞれのスマホでYouTubeみて、Twitterの裏垢で「興味深い」とつぶやいていたりことを)したり、

MacBookでスカスカした文字の無い絵を作っている。紙芝居屋さんでも開業するんだろう。

役所では、リースのWindowsパソコンを使うと聞いているので、Appleには全く興味がない。


中には、激しく議論)している、深刻そうなセクト(起業チーム)もいたりする。こんなとこで、内ゲバは勘弁して欲しい。なぁなぁで済ませる大人の技術や度量が無いのだろう。


じぶんは、起業にサラサラ興味はないので、チャンネル登録している行政法の解説動画を見ていたが、カオリに見つかりそうになってちょっとばかりあせった。

こういった隙間時間を無駄なく使うことも、すっかり習慣化されているので、ウッカリしていた。

登録チャンネルを共有しようと言ってきたので、ホリエモンの有料チャンネルを共有しておいた。これぐらいでいいだろう。どうせ、有料と見た途端に閉じるし、

 

その後の反省会(おしゃれな、多国籍料理店でレモンサワーで打ち上げ。お疲れーっす。)で、

自己批判(テキトーにうその自己紹介やうそのビジョンとやらを)した。

団結して改革を起こす(会社作って、IPO)とか、テキトウに言っておいた。


酔った勢いで適当にアジって、「こんなカンジのプロダクトが個人的にいいカナっておもっててー」と、討論試験用に周到に準備した、ITによる地方行政の業務改革案(タブレットを使いましょうレベル)を披露する。

全員から即座に、「異議なし!(いいんじゃね?それ、よくね?)」と言われ、

ちょww、オマエラ大丈夫か?と思ったり、

委員長(メンター)には、俺たちの委員会(チーム)に幹部で入らなか?って誘われたり、

会長のヒロには、「総括(じゃ次のピッチでプレゼンしてね)」されたりするのを、

コレは孔明の罠だ!だと、瞬時に仕分けして、

「毎週水曜日は、じいちゃんの葬式(公務員試験予備校の日)の予定だから、行けたら行きます。」、とぎいぎり言い逃れした。

 

っていうか、カオリがずっとヒロの横にいるにイラツイている。

 

二次会は歌声喫茶(カラオケ)で、

「青い山脈」(じゃなくて、米津玄師のレモン」)を、「それオレが入れたのに、一緒に唄いやがってコノヤロー」で結局、気味の悪い合唱になってしまって、なんでもつるまないと気が済まない奴らだ。

結局、誰も帰れない同調圧力で、浅間山荘で貫徹(朝まで、オール)してしまった。

 

ああ疲れた~って、つーか、カオリ途中でいなくなっちゃうし、、

ま、いいか。

これだけ付き合っとけば、敵も作らなくていいし。


でも、仮眠する前に、日経は読まなくちゃ。

習慣になってるから、読まないと落ち着かない。

継続は力なりって、おばあちゃん言ってたし。

 



--- いろいろな記事に続く