プレゼンを技術で科学する プレゼンデザイン研究所の植田です。

 

導線を意識する。

 

よくマーケティングの場面では、お客さんの導線が大事だといいます。

 

ネットやリアル店舗では、意識的な導線を作って、商品やコンテンツを配置しています。

これをもたらしているがデータ収集、分析、評価といった科学的手法です。 

 

ネット(HP)の場合

読者の行動分析はネットマーケティングの主要作業であることは、みなさんもご存じのとおり。

GoogleAnaliticsを代表するアクセス・インサイト分析をしていないと人気は保てないでしょう。

最初から科学の土俵に乗っています。 

いつの間にか、無意識に、うまく・まんまと見せられて、うまく買わせる仕掛けが満載です。

 

リアル店舗の場合

お客さんを店の中に引き入れ、店内奥へ誘導し、会計にクロージングするための、各種の仕掛けが施されています。

店頭には、目を引くお買い得品が並び、人気商品は店内奥に配置され、お客を店内を周遊させる仕掛けがあったりします。

会計レジのチョイ足し買いを誘う、ガムやチョコとか、ありますし。。

これら多くは、経験や勘をまとめ上げたノウハウの成果なのですが、
コンビニのデータマインニング、Webカメラでの顔画像認識や、IoTなのどによるAIの導入で、急速に科学され始めています。
(ここら辺の工夫は、このブログの趣旨ではないので割愛します。)

 

プレゼンについても、導線を考えみましょう。

 

今回はその初歩の初歩。まずは、定石と呼ばれるもの。 

プレゼンでの導線とは、聴衆の資料(主にスライド)の視線の導線です。 

 

ポイントはシンプルな原則2つ。 

 1 左 ⇒ 右  ・・・ 資料は、左から右に読まれます。
 2 上 ⇒ 下  ・・・ 資料は、上から下に読まれます。
故に、資料全体は、

「Z」型に読まれます。 

つまり、文字や図形などのオブジェクトは「Z型」配置することが定石なのです。 

 

では、ここで実例として、「グラフはスライドのどこに配置すべきか?」について考えてみます。 

 

1.資料全体は「Z」型に読まれます。 ← 上記定石から

2.通常は、 事実をグラフで説明した後、考察や提案を説明する

 

故に 

グラフは左(上)、考察や提案は右(下)

とロジカルに導かれます。

 

逆に、

2.結論をはなして、その理由となる事実をグラフで説明するのであれば

結論は左(上) グラフは右(下)、

となります。

 

つまり、しつこく言いますが、

意匠デザインは、論理デザインに基づいて行われるべき

なのです。

 

 

また、ちゃんとその意味を理解して、定石や型を利用することは、非常に有効なのです。

プレゼンデザイン研究所で話す、「技術」とは「定石」や「型」 、だったりします。

 

--- いろいろな記事に続く