【書評】スローな未来へ 「小さな町づくり」が暮らしを変える | PASTBLOG

【書評】スローな未来へ 「小さな町づくり」が暮らしを変える

スローな未来へ~「小さな町づくり」が暮らしを変える~/島村 菜津
¥1,680
Amazon.co.jp



『バール・コーヒー・イタリア人』と同じ著者が書いた
「町づくり」をテーマにした本。

キーワードは、食・人・コミュニティ。

唯一無二が端的に現れる「食」を通し
人を集め、コミュニティ化させ、町を作る。

アイデンティティを大切にすればするほど、
内部の人を勇気付け、外部の人を魅了する。

そういった町づくりの事例を、イタリアと日本から。

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ヒッピー的な廃退的なスローさではなく
自然に生きる人間らしさを良しとする人々の取り組みを紹介する。

経済合理性や、物欲を満たし続ける現代生活もいいけど
こういう素朴な暮らしも素敵じゃないの。
地方はもはやそこに沈没する「リタイア」ではなく
そこでまた生活する「カムバック」の場所だよと教えてくれる一冊です。

ゆったりスローライフがいいよねっていう甘い寝言じゃなくて
様々な工夫や格闘をとおして、「人間らしさ」を勝ち取っていくプロセスにも見えました。

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人の1+1って、2以上でしょ。(親和性があれば)
そこに僕は無限の可能性を感じています。