【書評】イノベーション思考法 | PASTBLOG

【書評】イノベーション思考法

イノベーション思考法 (PHP新書)/黒川 清
¥756
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彼女が捨てかけていた、この本。
まあなかなかいいよってことで引き取りました。

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一言で説明すれば

「イノベーションとは、シュンペーターの言う“創造的破壊”であり、新しいアイデアや技術を社会に広め、マーケットを作り、経済成長を起こし、“社会を変える”ことである。そのために企業・大学・研究所は起業家精神を持った人財をどれだけ作れるか、それがグローバル時代における日本の最大の問題である。」

といったところです。

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と、いうか、それでしかありません。
それを言葉として唱え続けているのです。

ZARAとかAppleとか例として出てくるんだけども
結構説明が雑であるし。

まあ、
経営学部でシュンペーターに少し触れ、
この日本社会で閉塞感を感じている自分としては
頭では理解できるのですが、

イノベーション=社会を変える、っていうのは、
良い示唆だったと思います。

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そして、本文後半に出てくる
「個人も組織も、本気で心配している部分は外に出て、誰も何も言わなくなった」
というのが、だいぶ深刻。

「人間の本質的な価値観は、それほど変化していない」というのも良い示唆。
本文では・親しい者への愛情・美しさへの憧れ・人と触れて嬉しくなる気持ち・社会的な善や真実を知りたいという欲求、などが挙げられている。
それが現代であれば、Googleであり、Facebookなのである。

終盤の、「政府は政策でこういう世の中で日本はどんな国になりたいのか、常に発信しなければならない」には非常に同意。いつかビジョンによって国家が成り立たないかと僕は結構本気で思っている。

***(本文に登場)

「空想生活」

「ほしいものがほしい!」空想生活は、シンプルだけれどもとても大事なこと=ユーザーが本当に望んでいる商品をつくっていくサイトです。デザイン、機能、使い勝手、値段、さまざまな視点から検討し、ユーザーの応援を募りながら、メーカーそしてデザイナーとともに商品化を目指します。

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読んで損はありませんが
時間をかけて読み、バイブルになることはなさそう。