映画『ホームレス・ワールドカップ』 | PASTBLOG

映画『ホームレス・ワールドカップ』

*ホームレスW杯

W杯まであと1ヶ月。
先日は日本代表の話題で持ちきりでしたが、

ホームレスのW杯があることをご存知ですか?



僕もどこかのニュース番組で初めて知りました。
その独創性にいてもたってもおられず、今日会社帰りに見に行ったのです。

映画『ホームレス・ワールドカップ』

*ホームレスW杯とは


2010年、ブラジルのリオで第8回を迎えるこの大会は、2003年から毎年開催されているホームレスの人のみが参加できるミニサッカーの世界大会です。ボールさえあればどこでもできるサッカーは貧富や年齢、人種に関係なく人をつなぐことができる最高のツール。世界に共通する貧困という問題や人間の可能性について世界中の人々に考えてもらい、同時に貧困状態にある人たちに楽しみや喜び、希望を感じるきっかけをつくるために“ホームレス・ワールドカップ”は生まれました。“ホームレス・ワールドカップ”に出場できるのは一人一回まで。その一回のチャンスにかけて精一杯取り組むことができるのも、この大会の特徴です。NIKEやUEFA(欧州サッカー連盟)が大会の公式スポンサーとなり、世界的に有名なサッカーチームが支援を表明しています。イングランド代表チームのトレーニングをするのはマンチェスター・ユナイテッド。スペインチームとポルトガルチームは、それぞれレアル・マドリード、ベンフィカからの応援を受けています。世界の大会参加選手の中にはプロやセミプロサッカーチームで選手やコーチになった人たちもいます。
(HPより)

映画は2006年のケープタウン大会のものなんですが、鑑賞した後だとHPのポップさには違和感を覚えます。
もっとシリアスだけど、もっと人の温かみがある、そんな感じでそこには「リアル」があるのです。

また、これは特に貧困がどうとかを、個人レベルに訴えかけてくるものと言うよりかは、コミュニティや人と人とのつながり(あるいは世界のつながり)、絆の大切さを再確認させてくれるようなものでした。(そしてサッカー好きならばサッカーというスポーツの偉大さに更に感激するでしょう)

もちろん「生きる」ことと「住居がある」ことに関する基本的人権だとか、ホームレス全てを「本人の努力不足」と決め付けて、社会から排除するような差別の主張は発していますが。

*「Big Issue」がサポート

日本代表「野武士ジャパン」(ブログは昨年10月で更新がSTOPしてるけど、、もったいない)をサポートしているのが、「ビッグイシュー基金」。よく駅なんかで売っている「ビッグイシュー」が本の販売(と売上)を通してホームレスの自立を支援しているとご存知であれば整理が付くと思います。


“ビッグイシュー基金”は、ビッグシュー日本を母体としてつくられた非営利団体ですが、“ビッグイシュー日本”とは別組織の団体です。ビッグイシュー日本は、ホームレスの人々に雑誌『ビッグイシュー日本版』を販売するという仕事を提供し、ビジネスの戦略を用いてホームレスの人たちの自立を応援しています。それに対し非営利団体であるビッグイシュー基金は、非営利団体の特性を生かして販売サポートから一歩踏み込んだよりきめ細やかなサポートを行います。アプローチは異なりますが、両者はホームレス問題を解決するという同じ目標を共有し取り組んでいます。(HPより)


―Big Issue
ビッグイシューは1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊されました。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。
例えば大阪では野宿生活者の約8割が働いており、過半数の人は仕事をして自立したいと思っています。『ビッグイシュー日本版』は働き収入を得る機会を提供します。
定価300円の雑誌(※)をホームレスである販売者が路上で売り、160円が彼らの収入になります。最初の10冊は無料で提供し、その売り上げ(3,000円)を元手に、以降は1冊140円で仕入れていただく仕組みです。
販売者は、現在ホームレスか、あるいは自分の住まいを持たない人々です。住まいを得ることは単にホームレス状態から抜け出す第1歩に過ぎません。そのため、販売により住まいを得た後も、必要な場合にはビッグイシューの販売を認めています。(BigIssueHPより)

***

もっともっと、時間をかけてじっくりと見たかった。
ホームレスのバックグラウンド(人・社会・国)、
大会の運営、、2時間じゃとてもじゃないが足りない。

それくらい濃く、「人」の躍動感が心に響く。
少し涙した、素晴らしい映画。

生きるってなんだろう、とか
社会(国際)貢献ってなんだろう、とか
働くってなんだろう、とか
いろいろ考えさせられました。

$5UP-homelessWcup
(東京中日スポーツ)

その頭をぐるぐるした経験は、きっとこの先
役に立つでしょう。