【書評】だれかに話したくなる小さな会社 | PASTBLOG

【書評】だれかに話したくなる小さな会社

だれかに話したくなる小さな会社/浜口 隆則
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浜口隆則さんの著書は他に『戦わない経営』を
読んだことがあります。
そういえば、『仕事は味方』 の著者も、この方だったんですね。

たくみさんから就職祝いでいただきました。
たくみさんがこの本のことを話してくれたのは
いつだったか、少し覚えていました。

***

「会社、特に小さい会社は、ヒト・モノ・カネ・情報(もっと言えば仕事)を外に外に得に行くのではなく、内に内に、外側からやってくるサイクルを作りましょう。それが、ブランディング。愛され、必要とされる会社作りです」

要約すれば、以上のようになるでしょうか。

「成功とは、シアワセになること」という基本スタンスを踏まえ、
・商品の短命化
・サービスレベル、商品の量の飽和
・マス市場の消滅
・国内人口の減少
・価格競争
・情報化とグローバル化
という変化したビジネス環境では、ブランドづくり(=「わかりやすい化」)が必要と。

乱暴に言えば、
「何より、『ブランド』こそが重要。グローバルな情報社会では『発見』が容易にでき、それによりスタッフと顧客が集まる。付加価値と信頼は価格競争や商品ライフサイクルの短命化に耐え、量が飽和している世の中でも選ばれ続ける。」
ということです。

そのブランドづくりは
・自社や製品の専門家宣言(カテゴライズ/ポジショニング)
・会社のわかりやすい化(ロゴ・コーポレートメッセージ)
・スタッフ・ブランディング(クレドによる価値観の共有)
・価格上げ(=付加価値の創造)
・関わる人すべてをファンに
・社会モテ(メッセージの発信)
・100年続くビジネスシステム(作る・売る・管理する・リスク)
というように、部分戦略ではなく全体戦略であるべきということ。

そして最後は「ビジョン(方向性)を掲げるということ」と結んでいます。
「ブランド作り」と「はわかりやすい化」であり、イコール「方向性がはっきりしているか」です。
方向性にはビジョン(未来像)、ミッション(使命)、レゾンデートル(存在理由)が全て含まれると言います。

ブランド力のある人とは、外見を綺麗なブランドで包んでいる人ではなく、
高く堅いビジョンを持ち、それを上手く表現し、人・物・情報・お金・支援・機会・運を得ている人。

それこそが全てであり、第一歩ということです。

***

ブランディング。恐らくこれから続くビジネスマン人生で、一番に向き合うことです。
コミュニケーションによるブランディング。これを上から下までみれるように。

レンガを高く積むために、レンガを積むのではなく、
お城を作るために、レンガを積む。

今は石の切り方や運び方を教えてもらっています。