【書評】「人生ピロピロ」 | PASTBLOG

【書評】「人生ピロピロ」

人生ピロピロ (角川文庫)/さとなお
¥540
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電通のクリエイティブ・ディレクター・さとなお氏のエッセイ本。

さとなお氏とは就活の頃、「明日の広告」で出逢った。
当時の僕にとっては衝撃的で、今となってはバイブルとも呼べる。

その周辺で個人サイトをネット創世記から公開していたことに
なぜかすごく尊敬する。会社員がオープンて、凄いなあと。

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本書では、仕事場でのこと、家族と娘のこと、
阪神大震災の際のこと、ムツゴロウさんのこと、、などなど、

人生・子ども・お金・食事・ダイエット・地震・仕事の6つに
話をカテゴライズさせ、面白おかしく、ときに真剣に語っている。

と、いうか、
この人、普通にめっちゃおもろい!!

なんでこんなストーリーを上手く組み立てれるのか
なんでこんなに具体的なのに一般的なんだろうか
なんでそんな表現や擬音が出てくるのか。

本を読んでいて、素で2回爆笑。
くすっと笑いは10回ほどでしょうか。

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そして最後あとがきでは、こう締めてあるのである。

「日常を撮る天才、アラーキーは以前こう言った。『インターネットって俺ぜんぜんわかんないんだけどさ、自分の日記を公開する奴が増えているんだって?みんなやっと気付いてきたんじゃないかな。一番大切なもの、面白いことは日常にあるんだってことにさ』 そう、ボクもそう思う。日常こそ一番大切で一番面白い。つか、日常こそ人生なのだ。」

そう。僕も今になってそう思う。

ガイドブックと全く同じとも見える写真はあってもいい。
でも、それだけじゃつまらない。
もっと日常を。それが案外一番「オリジナル」だったりするんだよね。

誰にも撮れそうな写真撮って、誰にも書けそうなブログ書いてだけじゃ
やっぱりなんか物足りないと、最近の自分を反省するのでした。

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【驚天動地】 きょうてんどうち
 世間を大いに驚かすこと。《白居易「李白墓」より。天を驚かし地を動かすの意から》(Weblio)

【三々五々】 さんさんごご
 人々がちらほら道を行(歩)くようす。(四字熟語net辞典)

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おススメ度

★★★★☆ (エッセイに触ったことがあまりないので、なんとも
         比較できないんだけど、今の自分に響いた本でした)