【書評】「人生ピロピロ」
- 人生ピロピロ (角川文庫)/さとなお
- ¥540
- Amazon.co.jp
電通のクリエイティブ・ディレクター・さとなお氏のエッセイ本。
さとなお氏とは就活の頃、「明日の広告」で出逢った。
当時の僕にとっては衝撃的で、今となってはバイブルとも呼べる。
その周辺で個人サイトをネット創世記から公開していたことに
なぜかすごく尊敬する。会社員がオープンて、凄いなあと。
***
本書では、仕事場でのこと、家族と娘のこと、
阪神大震災の際のこと、ムツゴロウさんのこと、、などなど、
人生・子ども・お金・食事・ダイエット・地震・仕事の6つに
話をカテゴライズさせ、面白おかしく、ときに真剣に語っている。
と、いうか、
この人、普通にめっちゃおもろい!!
なんでこんなストーリーを上手く組み立てれるのか
なんでこんなに具体的なのに一般的なんだろうか
なんでそんな表現や擬音が出てくるのか。
本を読んでいて、素で2回爆笑。
くすっと笑いは10回ほどでしょうか。
***
そして最後あとがきでは、こう締めてあるのである。
「日常を撮る天才、アラーキーは以前こう言った。『インターネットって俺ぜんぜんわかんないんだけどさ、自分の日記を公開する奴が増えているんだって?みんなやっと気付いてきたんじゃないかな。一番大切なもの、面白いことは日常にあるんだってことにさ』 そう、ボクもそう思う。日常こそ一番大切で一番面白い。つか、日常こそ人生なのだ。」
そう。僕も今になってそう思う。
ガイドブックと全く同じとも見える写真はあってもいい。
でも、それだけじゃつまらない。
もっと日常を。それが案外一番「オリジナル」だったりするんだよね。
誰にも撮れそうな写真撮って、誰にも書けそうなブログ書いてだけじゃ
やっぱりなんか物足りないと、最近の自分を反省するのでした。
***
【驚天動地】 きょうてんどうち
世間を大いに驚かすこと。《白居易「李白墓」より。天を驚かし地を動かすの意から》(Weblio)
【三々五々】 さんさんごご
人々がちらほら道を行(歩)くようす。(四字熟語net辞典)
***
おススメ度
★★★★☆ (エッセイに触ったことがあまりないので、なんとも
比較できないんだけど、今の自分に響いた本でした)