茂木健一郎
また『プロフェッショナル』からなんですが
茶師、前田文男氏の回。
お茶の葉を目利きし、仕入れ、ブレンドし
最高のお茶を作る。それが茶師。
茶葉の選定に、市場でその前を通ったときの
第一印象、あるいはその雰囲気、ぴんと来るものを信じていて、
言うなれば「お茶の声に耳を澄ましている」といい
「お茶をまじまじと見ると、よけい良さがわからなくなってしまう」
「遠目から見ると、『なんか、ある』というように
色に引かれたり、力強さを感じる」
という前田氏の話を
茂木が解釈する。
「正面から見ると、意識の中で言葉にしてしまう。例えば『このお茶はどうだ』とか。」
「でも端の方から見ると、無意識の中で感じていることを、
そのまま掴める。意識に邪魔されずに。」
「直接見ると、意識が邪魔する。」
「だけど、ちょっとふわっと見ると、無意識に感じていることがそのままストレートに
自分の中に入ってきて、そっちの方が逆に本質だったりする。」 と。
五感を研ぎ澄ますとは
こういうことなんじゃないかと。
上手く説明できないけども
ありたい姿とは
こういうことなんじゃないかと。
とはいっても
どういうことなんだ。