運営から


「おまえ、一ヶ月ほど何も書いてへんで」


という通知が来て


確認したら最期の記事が8月26日……


これはなんぞ書かんとアカンかなって思ったので、ちょっとアマゾンで買ったピックアップコイルの話でもしようかと


そんな経緯なので写真とか碌にないですよ


普段はお客さまから怪しい中華部品で良いからそれで治してくれなんて依頼は受けないんですが、まぁ昔から知ってるお客さんなので受けたんですよ(ダメでも承知してくれるので)


で、不良箇所がピックアップコイルだったんですよね


そのピックアップコイルを交換したんですが、エンジンが始動しない

(*_*;


購入前にレビューをチェックした時に


「抵抗値は問題ないが取り付けプレートの不良なのか点火時期が狂っててエンジンの始動には至らない(要約)」


的な事も書いてあったので、とりあえず抵抗値とアースに落ちてないかチェックして点火時期を調べる事にしたんですよ


ちなみにエンジンはヤマハの単気筒です


取り付けの構造上ズレてもMAX5度程度だしなんとかなるかって軽い気持ちと、たとえ早い遅いどちらに5度程度ズレたとしても始動不能になるか?って疑問と半々の気持ちで先人の言葉を信じて点火時期のチェックを始めます


フライホイルカバーの方にピックアップコイルとジェネレーターが付いてるタイプのエンジンなのでフライホイルを剥き出しにして点火タイミングを見ることができない。


この覗き窓じゃそもそも点火タイミングが合ってるかどうかしか判断できない(T_T)




どっちにズレてるかはわからないので早いのか遅いのかだけでも先に当たりをつけようとフライホイルの点火タイミングの印の前後に色を塗りました



これで少し横着できると思ったんですよ


自信アリげにセルをスタートしてタイミングライトを当てます


(?_?)


ちょっと惜しいとかじゃなくてぜんぜん見当違いの場所で点火してるっぽい???


のぞき窓から少しもマーカーが見えない


仕方がないのでカムスプロケットカバーを開ける事に


ちなみに中華部品を使ってなる安でって依頼だったのでスプロケカバーも今のところオイルの滲みも無かったので開けたく無かったんですよ


開けたらカバーのOリングが追加になるのは目に見えてましたから


で、カフシャフト側でタイミングを取ってみたら




この位置!?

この位置で点火しています(?_?)

(上にちょこっと上死点のマークあるのわかります?)


このカムスプロケットは反時計回りで回転するので上死点の遥かに手前で点火していることになります


フライホイル側で点火している場所はここの金色のマーカーの位置





40度近く進角してるようですね
(*_*

こんなん取り付けステーとかのレベルじゃないぞ

しかも、これじゃフライホイルの点火信号の突起にピックアップコイルが反応する前に点火しとるやんけ(-_-;)

↑!!!

このセルフツッコミが大きなヒントになりました

ピックアップコイルはフライホイルの突起が近くを通過する事で励磁され信号になる電力が発生するのは、バイクいじりしてる人ならなんとなくでも知っていると思います

で、コイルを使って発電してると言うことはフライホイルの突起が通過した後はとうぜん逆起電力が発生する訳ですよ?(←電気苦手)

なのでオシロスコープでピックアップの発生電圧をチェックしたら、こんな感じになってるのを見たことある人も居るかな?居ないかな?



正圧が発生したら負圧が必ず発生するですよね

そこで例のピックアップコイルの点火タイミングですが、一見すると早いと何故か思ってしまったんですけど、実はあれ



これだけ遅れてるんですよね

何故そんな事になるかって、そりゃあピックアップコイルの2極カプラーの2本しか刺さってない線が

逆に組み付けられてる

からですよ
(´ε`;)ウーン…

どこの国でも適当に組むと二択を間違えるようですね

なのでカプラーから線を引き抜いて入れ替えてやればバチッとした点火タイミングでエンジンも無事に始動しましたとさ

めでたしめでたし
ε-(´∀`*)ホッ

こんな手間を喰うなら純正で良かったなんて言うのはなしで

そんなこんなでおしまいです