ざっくりと問題点を洗い出したところで、まずはいちばん面倒くさい部分の下ごしらえから手を付けていきますよ。


それがコレ↓



このタイプのスタンドは仕事で2回取り付けた経験(十何年前)があるけど、その時は2回ともスタンド本体と樽のような留め具(ダルマ)しか入ってない、いちばん安いヤツを渡されて難儀した記憶しかない。


 ↓コレ


 

 

これがいくつかのスペーサーと薄ナットになんならピボットシャフトをこっちで用意しないとそれなりの形にならないなかなかの曲者。少しの値段の違いでキタコからもほぼ全部が入ったキットも出てるのでとりあえず付けるならこちらがおすすめ↓


 

 

この商品でもピボットシャフトは純正の短いママ。純正シャフト+薄ナットの組み合わせはやっぱり掛けれるトルクに不安が残るから、シャフトを交換するのが吉やね。

それとこのスタンド、ピボットシャフトとスタンド本体に付属してるのカラーの寸法がシビアで↓




ピボットシャフトを締めた時にシャフトの座面(ボルトの座面の方が伝わりやすい?)がこの4mm厚のカラーで微妙に浮いてないとダメでシャフトの座面がスタンド本体に接触してるとスイングアームが動いた時にシャフト(ボルト)に緩む方向のトルクがかかってシャフトが緩でくる難点が😇

なぜちょっとしか浮いてないのか?それはシャフトの寸法がカツカツだからじゃないかな?知らんけど。


脱線したので当方の車両。やはりピボットシャフトが緩んでました。加速したときのなんとも言えない感じはここのシャフトが緩んでいたのでなんとなくヨレる感じだったんでしょうね。

マフラー側のカラーを抜いて取り付けされてるのを見て、それなりに理由があるんだろうとは思ってた↓



シャフトを外してみる↓



ありゃりゃ。それなりにサビてるけど段付き摩耗はしてない。磨いてグリスをぬりぬり




ワッシャもいちおう付いてるけど外周が大きいので交換

スタンドの仮合わせ↓



ダルマを目一杯差し込んでもやっぱり隙間があるので、こう!↓



これでよし。

反対側もワッシャを取り付けてヨシ!



マフラーどこいった?と思ったあなた。
鋭いです。

せっかく機能的でイカツイスタンドが付いてるのに取り外して、サイドスタンドのベースがすり減ってるステップバーを交換して純正サイドスタンドをわざわざ取り寄せて元に戻すのも芸がない。

それに排気漏れこそ起こしてないものの穴の開いたマフラーを付けるのもどうかと考えてた訳ですよ。
そこでFIカブのマフラーで検索してみたら、選び幅が壊滅的だったので、誰かFIモンキーのマフラーを流用してないか調べたら、純正マフラーを流用して取り付けてるブログの情報が2件ヒット。

どちらも小型のバッテリーに交換して場所を空けて電装品を押し込んで、なんならフレームぶった切ってと云う手法。
 でも、思ったんですよ。

「もうちょっとスマートに手軽にできないかい?」

自分のなんとなくの直感だけで買いました!マフラーを!!



付けた後のルックスとかは知らんし、深く掘れば他にもっと簡単にやってる人も居るとは思うけど、思いついたら試したくなるのが人情でしょう?

次回はこのマフラーの取り付けを始めますよ