第五福竜丸「学習会」と「パネル展」のご案内
広島県歴史教育者協議会の仲間からの案内。
第五福竜丸「学習会」と「パネル展」のご案内
■第五福竜丸学習会
・日時:12月10日(日)14:00~16:30
・場所:広島市東区民文化センター2Fロビーギャラリー
(東区東蟹屋町10-31)
・この学習会では、第五福竜丸展示館学芸員の市田真理さんに、
第五福竜丸事件とはどんな事件だったのか、
その歴史的意味についてお話ししていただきます。
そして、ひろしま平和ノートから削除されたことで何が伝わらなくなるのか、
広島の平和教育の中で問われるべきビキニ事件とは何かについて
一緒に考えていきたいと思います。
・参加費: 1000円(障がい者、学生無料)
・参加方法:会場参加またはzoom参加
・zoom参加申込先:次のURL,チラシのQRコードから
・zoom参加申込締切:12月8日(金)
・連絡先: knet.hiroshima@gmail.com
■第五福竜丸パネル展(パネルの展示と映画『西から昇った太陽』(75分)随時上映)
日時 12月10日(日)17:00~18:00
12月11日(月)休館日
12月12日(火)10:00~19:00
12月13日(水)10:00~17:00
場所:広島市東区民文化センター2Fロビーギャラリー
参加費:無料
(東区東蟹屋町10-31)
■共催:
教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま
日本ジャーナリスト会議(JCJ)広島支部
■問い合わせ先: 岸(090-6830-6257)
■開催の経緯
6/24のシンポジウムで「平和教育プログラム」と「ひろしま平和ノート」の問題を整理して、
私たちは9月8日に広島市教育委員会会議で審議し直すように「請願」を提出しました。
しかし、9月20日付けで「請願」は、「審議に該当する内容ではないので審議しない」という不当な回答が出されました。
請願の内容や経過などについては、教科書ネット・ひろしまブログにお立ち寄りください。
私たちは、教材『はだしのゲン』が削除されただけではなく、広島市の平和教育の方向が大きく転換された問題について、具体的に問題提起をしていきたいと考え、その第1弾として削除された教材「第五福竜丸」について学習会を開催することにしました。
■開催の趣旨
第五福竜丸は1954年3月1日ビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験の『死の灰』を大量に被り、乗組員23人が被曝しました。
世界を駆け巡ったこのニュースは、それまでアメリカが隠していた放射能の恐ろしさを広く人類に知らせることになり、
原水爆禁止運動が世界中に拡がる歴史的な大事件となったのです。
この学習会では、第五福竜丸展示館学芸員の市田真理さんに、第五福竜丸事件とはどんな事件だったのか、
その歴史的意味についてお話ししていただきます。そして、ひろしま平和ノートから削除されたことで何が伝わらなくなるのか、
広島の平和教育の中で問われるべきビキニ事件とは何かについて一緒に考えていきたいと思います。
来年2024年は第五福竜丸事件の70周年でもあります。
多くのみなさんに、会場参加やオンラインでの参加を呼びかけます。