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「いつもテレビで見てるゼレンスキーさんがいると思ったら感動しました」 G7サミットに揺れた広島の3日間

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広島テレビ ニュース

 

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広島テレビ放送

21日閉幕した「G7広島サミット」。初めて核軍縮に絞り込んだ「広島ビジョン」に合意すると共に、「ウクライナとの連帯」を示すなどしました。被爆地で初めて開かれた「サミット」の3日間をまとめました。 【フルバージョン】ゼレンスキー大統領会見 雨の中、幕を開けたサミット初日…。 

岸田首相 「私の地元 広島にお迎えできましてうれしく思っています。世界が直面するさまざまな課題についてG7らしい率直かつ戦略的な議論を行いたい」 被爆地に初めて顔をそろえた3か国の核保有国を含むG7の首脳たち…。原爆資料館をおよそ40分視察し、被爆者の小倉桂子さんの体験に耳を傾けました。原爆慰霊碑の前で、彼らは何を感じたのでしょうか…。 

■アメリカ・バイデン大統領 「原爆資料館を訪れ、核戦争の恐ろしさを思い知らされた。我々は平和を求める努力を決してやめないという責任を共有し、G7の首脳とともに核兵器の脅威のない自由な世界に向けて努力を続ける決意を改めて表明する」 夕方、世界遺産の島・宮島で日本の伝統文化を体験…。大鳥居を背景に記念撮影に臨みました。 一方、全国の都道府県警察から警察官を動員しての、過去最大規模の警備が続きます。沿道で、人々がカメラを構えるその先には…。 

■リポート 「車列が到着しました。バイデン大統領が手を振っていました」 小さな背中も、興奮を隠せません。 

■少年 「バイデン大統領が、手をこうやりながら乗っていました。うれしいです。握手しようと言われた。喜んで握手したいぐらいです」 

■女性 「こんな機会はないと思うのでとてもうれしかったです。広島から平和を訴えて世界でみんな手をとりあえるようなサミットになってほしい」 岸田総理は、精力的に各国首脳との会談にに臨みました。 8か国の招待国が加わった2日目…。報道陣・関係者世界の目が、この人に注がれます。 

■リポート 「午後3時30分です。ウクライナのゼレンスキー大統領が乗っているとみられる航空機が今、広島空港に着陸しました」 広島に降り立ったウクライナのゼレンスキー大統領…。「G7広島サミット」に、新たな主役の登場です。ウクライナ人記者は…。

 ■ウクライナ人記者 「とても感動的だ。今回G7の会議に参加できることをとても誇りに思う」 

■リポート 「ゼレンスキー大統領がやってきました。今左へ曲がりましてサミット会場のある島へ入っていきます」 

■男性「これぐらいの距離にいつもテレビで見てるゼレンスキーさんがいると思ったら感動しました」 最終日の朝…。在日韓国人被爆者や2世が見守る中、岸田総理と、現職大統領として初めて広島を訪れた尹大統領が、「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」を訪問…。花を手向けました。「核なき世界の実現」に向け、歩みを止めないことを強調しました。 

■岸田首相「核兵器を使わない、核兵器で脅さない。人類の生存に関わるこの根源的な命題を我々は今こそ問わなければなりません」 世界が広島に注目した激動の3日間が、幕を閉じました。

 

以上、転載。

 

オバマ大統領が来広したときは、原爆を人類史上最初に使用した米国の現職の大統領が来るというので、歴史的な”出来事”だと思い、歴史的瞬間の時間と空間を”共有”したいと思い、平和公園に行ってみた。

厳重な警備で、平和公園までは行けなかった。

今回の「感動した」という思いは理解できる。

ほぼ毎日、ウクライナ侵攻のニュースを観てきた。世界政治の主要政治家であるG7の首脳、プーチン大統領、習近平主席、インドのモディ首相、韓国の尹大統領、ゼレンスキー大統領・・。彼ら(ロシア、中国を除き)が一堂に会するのだから、まさに歴史的出来事だし、そう経験できるものではあるまい。

それが地元・広島市なのだから、奇妙な感覚を覚えた。

山陽道に近いので、そこを首脳(バイデン大統領を覗き)が通過したのだから、不思議な気持ちになった。

リアルタイムでゼレンスキー大統領の到着(着陸)からホテルへ、平和公園での様子をテレビ中継で観ていた。

ゼレンスキー大統領が広島空港の着いたのが午後3時半ごろ、その1時間前、山陽道へ行ってみた。

100~200m間隔で警察官が立っていた。

近所のスーパーマーケットに拳銃を携帯した姿で若い警察官が3人、買い物に来ていた。

家の前を歩いていく警察官は公園のトイレへ向かった。

G7サミットの広島開催の意義、意味の是非は後世の判断を待つしかないだろう。