Yahoo!ニュースより。
G7広島サミット 被爆者7団体と若い世代が思いをまとめ岸田総理に要望
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G7広島サミット 被爆者7団体と若い世代が思いをまとめ岸田総理に要望
G7広島サミットを前に県内の被爆者団体と若い世代が意見を交換し、岸田総理あてに核廃絶に向けた要望書を提出しました。 被爆者7団体とカクワカ広島などは、G7広島サミットに求めることについて意見交換を行い要望書にまとめました。岸田総理には、G7サミットが「核兵器のない世界へ」のスローガンだけに終わらないよう、核廃絶に向けて具体的な政策を打ち出すことなどを要望しました。
県被団協 佐久間 邦彦理事長「岸田総理ができることがあるんですね。それは核軍縮なんです。被爆国として訴えていく世界を引っ張っていくというのは日本政府でないとできない」
以上、転載。
広島県被団協は、実は二つあるのです。
県被団協(佐久間 邦彦理事長)は、私の理解では、日本共産党の影響下いある。
「もう一つの被団協〕は、かつては日本社会党の影響下にあった(今は、立憲民主党?)。
原水禁運動が「原水協」「と「原水禁」に分裂したが、被爆者団体も”分裂”している。
私が所属している「歴教協(歴史教育者協議会)」の仲間は、「分かれていてもいい。多様な意見があるのだから」と言うが、私は異なる意見を持つ。
被爆者が少なる中、分裂していいのか?
ただ、被爆者団体が「協議会」を作って、同じテーブルに乗っていることは歓迎すべきことだ。
私は違和感を持つのは、この発言
「県被団協 佐久間 邦彦理事長「岸田総理ができることがあるんですね。それは核軍縮なんです」
彼の認識は「核軍縮」なのか?
先月、広島平和記念資料館(通称、原爆資料館)のメモリアルホールで、
被爆者7団体とカクワカ広島などが共同で、公開会合を持った。
私も参加し、各団体の思いを聴いた。
司会をしていたのは、「ANT-Hiroshima」広島のNGO ANT-Hiroshimaの代表だった。
「核軍縮と核廃絶は違う」という発言にハッとした。
同じ日、時間に隣の国際会議場で、岸田首相が後援会向けに挨拶をした。
そのニュースを聴きながら、岸田首相は「核廃絶を言っていない」と知った。
なぜ自民党・岸田首相は「核廃絶を言わない」のか。本音では、「核共有(核シェアリング)、核保有を考えている」のではないかと推測している。
もちろん、米国の核の傘に”依存”している以上、核廃絶は言えないし、核兵器禁止条約にも”賛成”しない。