こんにちは
今日は外貨建て債券のリスクのお話です
売買の方法も書こうと思ったのですが
長すぎるとわかりづらかったり、読むのも
疲れちゃうので次回にしたいと思います
外貨建て債券への投資は国内債券の
リスクに加え、為替リスクが伴います
リスクの種類
外貨建て債券には3つのリスクがあります
信用リスク
価格変動リスク(金利変動リスク)
為替リスク
信用リスクと価格変動リスクに関しては以前の記事でも
説明してあるので、そっちで確認してください→■
為替リスクはもう一度ここでご説明します
為替リスク
外貨建て債券など、外国の通貨で利子や償還金が支払われる場合
それぞれの受取り時点における為替水準によって
円での受取り金額や評価額が変動します
円安になった場合、円での受取り金額は増え、為替差益を得ることができるが
円高になった場合、円での受取り金額は減り、為替差損を被ることになります
これを為替リスクといいます
外貨建て債券(ドル建て)を1万ドル分購入し
償還金を受け取る場合を例にご説明します
購入時の為替レート 1ドル＝120円
10,000×120＝120万円・・・購入時に支払った金額
満期時の為替レート 1ドル＝130円だったら･･･
10,000×130＝130万円・・・10万円の為替差益
満期時の為替レート 1ドル110円だったら･･･
10,000×110＝110万円・・・10万円の為替差損
為替リスクを減らすには
外貨建て債券の魅力の1つは高金利でしたよね
為替リスクを減らす方法の前に、まず円高抵抗力という言葉を覚えておきましょう
意味はそのままどれくらいの円高までなら抵抗する力があるのか
(どれくらいの円高まで収益がマイナスにならずにすむか)ということです
外貨建て債券の利率は高いのである程度の円高抵抗力があります
下のグラフで説明しますね
これは以下の条件でドル建て債券を購入したときの
円高抵抗力のシミュレーションです
実際はこの通りになるとは限りません。
このグラフに関する注意事項
利子は全て受け取り後、再投資しないものとしてます。
償還差益に対する課税は考慮していません。
買付時から償還までの全利払い金額と元本を償還時の為替レートで
一括して円に転換すると仮定してます。
この債券の場合、1ドル＝109.49円までの円高には耐えられるということですね
もちろん、この場合1ドル＝109.49円まで円高が進行してしまうとプラスマイナスが
ゼロになってしまいますから、だったら同じ期間に利率の低い日本の債券を
購入しておいた方が良かったかもしれないという考え方もできますね
では、もし為替レートが1ドル＝109.49円を下回ってしまったとしたら
やっぱり損をするしかないのでしょうか
為替リスクはどんなときに気をつけなくてはいけない
リスクなのかを思い出してみましょう
外貨を円に転換するときですよね
ということは、為替差損が発生してしまいそうなときは利子や
償還金を円に転換せずに外貨のまま保有していればいいわけです
そして為替レートが問題のない水準まで戻ったところで円に転換するんです
外貨のまま保有する方法は外貨MMFを活用すればできます
MMFは元本割れの可能性が低い債券を組み込んでます
外貨MMFは外貨建てのMMFです
外貨建て債券の利子や償還金でそのまま外貨MMFの買付をすることが可能です
外貨MMFの良いところは、流動性が高い(売買したい時に売買できる可能性が高い)こと
対象通貨の短期金利に連動すること、為替差益に対して非課税であるということです
投資を始めるときに将来もらえる利子の額が外貨ベースで確定している
外貨建て債券とは異なり、外貨MMFの利回りは運用成績によって変動してますが
外貨MMFにいれておけばその間にお金を運用することができますね
どうでしょうか
外貨建て債券のリスクは理解頂けましたでしょうか
リスクの話をすると女性投資家はやっぱり
怖くなって、手を出すのをやめようとしますが
きちんと理解して、リスク回避をすれば大丈夫
だと、私は思います
もちろん、FiveStarClub-feでいろいろ
勉強したり、アドバイスを貰ってるから
そう思えるのかもしれません
投資は自己判断、自己責任です
今日は外貨建て債券のリスクのお話です
売買の方法も書こうと思ったのですが
長すぎるとわかりづらかったり、読むのも
疲れちゃうので次回にしたいと思います
外貨建て債券への投資は国内債券のリスクに加え、為替リスクが伴います
リスクの種類外貨建て債券には3つのリスクがあります
信用リスク価格変動リスク(金利変動リスク)為替リスク信用リスクと価格変動リスクに関しては以前の記事でも
説明してあるので、そっちで確認してください→■
為替リスクはもう一度ここでご説明します
為替リスク外貨建て債券など、外国の通貨で利子や償還金が支払われる場合
それぞれの受取り時点における為替水準によって
円での受取り金額や評価額が変動します
円安になった場合、円での受取り金額は増え、為替差益を得ることができるが
円高になった場合、円での受取り金額は減り、為替差損を被ることになります
これを為替リスクといいます
外貨建て債券(ドル建て)を1万ドル分購入し
償還金を受け取る場合を例にご説明します
購入時の為替レート 1ドル＝120円10,000×120＝120万円・・・購入時に支払った金額
満期時の為替レート 1ドル＝130円だったら･･･10,000×130＝130万円・・・10万円の為替差益
満期時の為替レート 1ドル110円だったら･･･10,000×110＝110万円・・・10万円の為替差損
為替リスクを減らすには外貨建て債券の魅力の1つは高金利でしたよね
為替リスクを減らす方法の前に、まず円高抵抗力という言葉を覚えておきましょう
意味はそのままどれくらいの円高までなら抵抗する力があるのか
(どれくらいの円高まで収益がマイナスにならずにすむか)ということです
外貨建て債券の利率は高いのである程度の円高抵抗力があります
下のグラフで説明しますね
これは以下の条件でドル建て債券を購入したときの
円高抵抗力のシミュレーションです
実際はこの通りになるとは限りません。
このグラフに関する注意事項利子は全て受け取り後、再投資しないものとしてます。
償還差益に対する課税は考慮していません。
買付時から償還までの全利払い金額と元本を償還時の為替レートで
一括して円に転換すると仮定してます。
この債券の場合、1ドル＝109.49円までの円高には耐えられるということですね
もちろん、この場合1ドル＝109.49円まで円高が進行してしまうとプラスマイナスが
ゼロになってしまいますから、だったら同じ期間に利率の低い日本の債券を
購入しておいた方が良かったかもしれないという考え方もできますね
では、もし為替レートが1ドル＝109.49円を下回ってしまったとしたら
やっぱり損をするしかないのでしょうか
為替リスクはどんなときに気をつけなくてはいけない
リスクなのかを思い出してみましょう
外貨を円に転換するときですよね
ということは、為替差損が発生してしまいそうなときは利子や
償還金を円に転換せずに外貨のまま保有していればいいわけです
そして為替レートが問題のない水準まで戻ったところで円に転換するんです
外貨のまま保有する方法は外貨MMFを活用すればできます
MMFは元本割れの可能性が低い債券を組み込んでます
外貨MMFは外貨建てのMMFです
外貨建て債券の利子や償還金でそのまま外貨MMFの買付をすることが可能です
外貨MMFの良いところは、流動性が高い(売買したい時に売買できる可能性が高い)こと
対象通貨の短期金利に連動すること、為替差益に対して非課税であるということです
投資を始めるときに将来もらえる利子の額が外貨ベースで確定している
外貨建て債券とは異なり、外貨MMFの利回りは運用成績によって変動してますが
外貨MMFにいれておけばその間にお金を運用することができますね
どうでしょうか
外貨建て債券のリスクは理解頂けましたでしょうか
リスクの話をすると女性投資家はやっぱり
怖くなって、手を出すのをやめようとしますが
きちんと理解して、リスク回避をすれば大丈夫
だと、私は思います
もちろん、FiveStarClub-feでいろいろ
勉強したり、アドバイスを貰ってるから
そう思えるのかもしれません
投資は自己判断、自己責任です