心に響く音楽は心臓(ハート)にも優しい。
米国メリーランド大学の、メリー教授のお話。
音楽の好き、嫌いは個々の記憶や、感情と直結している。
好きな音楽を聴くと、脳内から放出されるエンドルフィンの
影響で、気持ちがポジィティブになるのと同時に、スムーズな
血流を促す。
その結果、心臓病などの大きな病気のリスクを回避できる。
中でも、青春時代や人生のピークに聴いた曲が、
最も効果的なのだそう。
ロックを聴いて興奮したり、クラシックを聴くと落ち着いたり、
音楽にはリズム、ピッチ、音と音がぶつかりできる”倍音”
人間の心拍音のような『ゆらぎ』音の高音、
周波数など人間の本能に訴える
様々な特性を持っている。
これらの音のメリハリが、脳に刺激を与えて、
交感神経と副交感神経のスムーズなスイッチの入れ替えに
作用するので、音楽は美容に健康に非常に有効。
モーツアルトの音楽が万人に効く薬のように言われるのも
ちゃんとした裏づけのあるもので、
日々ストレスにさらされ、交感神経優位の生活をしている現代女性
ほど、慢性的な悩みに効くとも言われる。
たとえば、生理痛やPMS・・・毎月おとづれる女性のホルモンバランス
の悩み。神経・免疫系・ホルモンバランスは連携プレーをとっている
ので、脳神経系にメリハリのある音楽を浴びせると、
ホルモンバランスが整い、ひいては免疫系まで好影響を及ぼすことが
あるのだそう。
音楽が予想以上に、脳内の神経を刺激しているということ。
それって、音楽で女性ホルモンをコントロールできる??ってこと
ですよね。無意識にクラシックがすきで聴いていますが、
胎教にいいということはよく言われることですが、それだけでなく、
人にいいという事ですね。
好きな音楽のもたらす効果、思っていたより大きい!
確かに最近では、音楽を使っての治療法などもたくさん聞かれますが
音と言葉の効果、とっても奥が深そうです。