そのお屋敷はそこに住む主人の奇怪な風貌にちなんで「仮面のお屋敷」とも呼ばれている。
一年前、その屋敷で密室から1人の男が消え、殺人事件が起こった。
そして今年もまたあのときのメンバーがお屋敷に訪れる。
中村青司によって建てられた水車館。
そこで起きる事件を解明するのは探偵、島田潔。
巨大な水車が連なる不気味なお屋敷。
そこで起こった事件とは?
館シリーズの第二弾。
本格ミステリーらしい雰囲気作りが上手。
仮面をかぶった主人、美少女、年に一度だけ訪れる客たち…あやしい館。
いかにも事件が起こりそうな設定がいい。
が、読んだときの衝撃度、インパクトはそんなに強くない。
本格ミステリーの雰囲気を味わうのなら十分な作品だと思う。
ファンの方の間では、シリーズ中一番評価の低い作品らしい。
作者本人も失敗作と認めているらしいが、私的には十分楽しめて、結構好きな作品です。