私立中学受験のため合宿を行う4組の親子。
並木俊介は妻美菜子の連れ子章太のために合宿に参加するが、そこに俊介の愛人英里子が現れる。
が、英里子は別荘で死体になっていた。
「あたしが殺したのよ」美菜子が言った。4組の夫婦は子供達の受験への影響を恐れて、死体を処分して犯行を隠蔽しようとするのだが…。
読みやすく、本も薄いので、すぐに読了。
最後まで犯人がわからずじまい。
事件後のこと、遺体発見、警察など、疑問もあるがこういう終わり方もありかな。
全員あやしいし、かなり異常。
親はみんな、自分の子を信じたいはず。
信じたいからこその隠蔽。
だけど、誰かは裏切られているという辛さ。
親が子を想う物語かと思えば、読んでみれば子が親を想う物語だった。