地球は約14億k㎥のも水があるといわれているが、
そのうちの約97.5%が海水。
その海や川を汚す原因の一つは、
この排水口から流れ出る生活排水だという。
生活排水とは、
台所、風呂、洗濯、トイレなどの日常生活からのこと。
一人当たり一日平均250リットルの水を使うらしく、
これが生活排水となって川へ流れ込む。
環境庁WEBサイトの【生活排水読本】によると、
マヨネーズ大さじ1杯(15ml)を流した場合、魚がすめる水質にするには、
300リットルのバスタブ13杯分の水が必要となり、ビールコップ1杯(180ml)では
10杯の水。
シャンプー1回分(4.5ml)で0,67杯の水が必要であり、
使用済みの天ぷら油 20mlを流した場合、なんと、バスタブ20杯分の水が必要
となるそう。
ここまで書けば、なんとか水質汚染を
食い止める活動はないものか、と考える人もいるはず。
そこで身近なところを紹介すると・・・
・食器を洗う前に油汚れなどふき取る。
・残った油は継ぎ足して使う、炒めものに使う努力。やむを得ず捨てる場合は、
新聞紙に吸い取らせてから。
・髪の毛は排水口で細かいネットでキャッチ。
など、今からでも実践できて、
日常生活の中で水質汚染を減らす活動は
まだまだたくさんあるので、
ぜひ、詳細はWEBサイトをご覧頂きたい。
■環境省 生活排水読本
http://www.env.go.jp/water/seikatsu/index.html
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