「正しさ暴力をやめよう!」
という教えが、つぶつぶにはある。
食を体に良いものにしよう、と頑張る人が陥りがちな、
自分の食に対する姿勢を、他の人にも押し付けることは
やめましょう、という教え。
そもそもつぶつぶ創始者のゆみこさんは、
「6割できればいい」と仰っている。
それを思い出した私。
あっこしゃんに「正しさ暴力」をしていなかっただろうか?
それに、あっこしゃんを見ていると、あっこしゃんが
生き甲斐を感じているのは、甘いものを食べているとき
だけ、って感じがするのだ。
老い先の長くはないあっこしゃん。
その唯一の楽しみを奪うのは、可哀そう。と思ったのだ。
そこで、あっこしゃんがスーパーで甘いものをカートに
放り込んでも、もう何も言わないことに決めた。
あっこしゃんが、朝食にパンを食べても、黙認することにした。
ただし、パンとごはんの両方を食べるよう、促すことにする。
あっこしゃん、今朝はごはんを先に食べたら、パンを食べる
ことを忘れてしまったらしい。
夕方スーパーで買い物をしたとき、あっこしゃんが私の目を
盗むように、大きなドラ焼きをカートに放り込んだのを、私は
知っている。
夕食後、あっこしゃんがそのドラ焼きを食べながら、
「あんた、これを買うとき、何も言わなかったね」と、不思議
がっていた。
今日の晩ごはん
左上から時計回りに、かぶと茄子の糠漬け、たたきゴボウの
スペアリブ風きんぴら(『野菜だけ?』所収、あっこしゃんの
お気に入り)、かぶ葉の胡麻和え(『続野菜だけ?』の大根を
かぶに応用、私のお気に入り)、きのこの蒸し物、白米
今日は、どれも美味しくできた。
私って、料理が得意なのかしら?
と、錯覚するくらいに(笑)
