FIVE HUNDRED FEET -4ページ目

SSK - 契約プロ選手同一サイズ+硬式仕様の軟式木製バット

本当にお久しぶりでございます。

 

このご時世、面白いバットをeBayで見つけたとてちょっと輸入する勇気はなく、使い時がいつ来るのかの見通しも立たない…。

 

私などは騒ぐほどの影響を受けておりませんが、大きな病院に勤める友人が言うには「本当にヤバい」とのこと。

 

チーム方針として、我々からは絶対に感染者を出さないと言うルールも課したこともありホームトレーニングや座学に注力しておりました。

 

その間、いつの間にやらMLBもNPBもシーズンが終わり、ビヨンドの新作も発表され、残すはオーダーバットの新作のみ?となってしまいました…。

 

もう12月、そろそろインプレあるかな?と思って久々に情報収集すると面白いものを発見したのでご紹介いたします。

 

 

 

これらのSSKの木製バット、いつものプロモデルではございません!

 

契約選手と長さ・重さが同じでございます!

 

bfjマークがないので用途は軟式用ですが、軟式特有の空洞のない硬式用と同じ状態です

 

今までこう言うのありました?

 

これを待ってたんですよ…。

 

 

 

G25 岡本和真モデル


ブラック×ナチュラル 


33.5インチ(約85cm)/880g


「グリップエンド形状はややフレア。テーパー部を絞り込み、トップバランスに。」

 

アンダーアーマーのイメージがありましたが、今年からSSKだったんですね。

 

紹介通り、一目見ればデーパーの絞り込みでトップヘビーなのがわかるモデル。

 

 

バレルサイズは不明ですが、それほど太くなくともパワーを感じられるでしょう。イメージとしてはマルッチCB15や筒香モデルにフレアーグリップを備えたと言ったところでしょうか。

 

 

 

 

 

 

G6 坂本勇人モデル


ナチュラル×Mブラウン 


34インチ(約86.4cm)/890g


「グリップは細目。手首の返しが容易なグリップ形状。」

 

紹介はオーダーカタログ通りの坂本モデル。

 

ラミレス元監督のアドバイスからグリップを太くした的な話が何年か前にありましたが、カタログ上は23.0mmでかなり細い部類です。

 

 

多少短く持つことが前提なのか、C271の様に握るとデーパーの広がり方が気になってストレスがあるので個人的には苦手なモデルです。

 

そして市販ではめったにお目にかかれない34インチ!

 

オーダーでもこのカラーパターンで硬式用メープルは選べませんし、これだけでも価値があります。

 

 

 

 

 

R4 秋山翔吾モデル


ブラック×Mブラウン 


33.5インチ(約85cm)/900g


「グリップは細目。手首の返しが容易なグリップ形状。」

 

 

 

 

動画中のA型…なんですかね?

 

何年か前のオーダーカタログでは坂本モデルと一括りにされていたような記憶があるのですが…?

 

硬式・軟式用ともに秋山モデルとして独立してリリースされてますし、さすがに別物ですよね?

 

 

 

3種とも素材はメープルで統一

 

「契約選手への支給用と違うのは素材だけ」らしいので、形状も最新版を反映した全く同じものであってほしいところ。

 

ロゴマークも旧来のものではなく、少し小型化してバットの中心に寄せたSSKのMLB仕様に近いタイプ。

 

お値段は1万円未満とここはいつもの軟式用。

 

オーダーで削ってもらえるような良い材ではないのか、bfjマークを入れなくて済む分安いのか…SSKのみぞ知るところではありますが、オーダーでもできない仕様をオーダー未満の価格かつ即納でリリースと考えることにしております。

 

支給用マルッチRH6の回でも言いましたが、やはりプロモデルは本来のスペックをまず1度は触れてみたいと思う所存。

 

またとないチャンスなんですよねぇ。

 

問題は使う見通しがないと言う点。

 

ミズノもこのやり方でイチローモデルや松井モデルを出していれば…。

 

 

 

軟式バットを選ぶ際に、近頃思うこと

皆様、軟式バットをどうやって選んでおられますか?

 

具体的には、何を基準に選んでおられますか?

 

何を?と言われても、①長さ ②重さ ③複合か否か ④デザイン ⑤試打した際の感覚 ⑥評判

 

こんなところでしょうか。

 

これらのバランスがとれているのならいいんです。健全な市場でしょう。

 

正直、これでええんか?と思う事象が目立ってきましたので、この記事を更新した次第です。


そう、コイツのせいで。

 

 

 

そろそろメモとして書き残しておきたいと思った次第です。

 

いつも以上に思うがままに書いていきますのでプロットはメチャクチャです。

 

 

さて。

 

硬式木製バットであれば、ある程度の本数に触れてこれば、外見さえわかれば大体の使い心地や性能はわかってしまうので良いんですよ。

 

ところが軟式バットはそうもいきません。

 

2020年9月現在、とりあえずギガキング02のトップかミドルを選んでおけばOKの風潮が私の周囲ではある状態ですが、一度状況を整理します。

 

 

 

この記事用に私が勝手に考えたワードですが、代表的なバットを以下に分類します。

(某fpsゲームを参考にしました。ちなみに私はウデマエⅩです。需要があれば、おっさんでも若者に競り勝ってウデマエⅩにたどり着くまでの取り組みをまとめますのでコメントなどでお知らせ下さい。)

 

 

 

環境バット

 

レベルの上位・下位を問わず使用率が高く、とりあえず使っておけば間違いのないとされるもの。

 

飛距離であったり打感であったり、純粋に、性能が似たような傾向を持つ他のバットと比較して高い。

 

代表的なものはビヨンドマックスギガキング系、ハイパーマッハ系、ブラックキャノン系

 

 

 

準環境バット

 

環境バットほどではないものの、フィール的にこちらが合うなどの理由で採用されるもの。

 

性能自体はかなり高いが、環境バットには若干劣る、使い勝手が悪い、またはピーキーな性能をしているため使用率が環境バットより低い。

 

代表的なものはMM18、イオタ系、K-POINT系など

 

 

 

趣味バット

 

環境バット、準環境バットと比較して性能が劣ると言わざるをえないもの。

 

何を使おうと個人の自由ではありますが、もっと打ちたいのであれば、このバットを使うくらいなら環境バットに慣れた方がいいよ?と言わざるを得ないバット。

 

金属バット全般、木製バット全般。その他マイナーなカーボン・複合全般。

 

 

大体こうなるかと思います。全国の各リーグの全公式戦を集計する人でもいてくれればこの上なく助かるのですが、そんなことがあるハズもなく…。

 

で、こうなるのであれば、市場で最も高額取引されるのは環境バットや準環境バットになると予想できますよね?

 

ところがどっこい、冒頭の項目⑥評判 こいつが悪さをしているように思えます。

 

この記事を編集している時点で、メルカリで「アシックス レガートゼロ」と検索し、価格が高い順に並べた結果がコチラ。

 

 

 

なにこれ?

 

8~10万円でも売れてるんですよ。

 

時期的に大きな大会などでまだ結果を出していないはずのバットに8~10万円?

 

ギガキング02を2本買えますよ?

 

まだ売れてないのが93800円…。

 

10万円でも売れてますがな。

 

イーストンのとあるバットは、あまりにも突出した性能故にゲームバランスが崩壊し、ルールを改定せざるを得なくなり、生産終了して20年近く経つと言う伝説的なバックストーリーがあり、中古ですら米韓で10万円相当(1000ドル、100万ウォン)やそれ以上で取引されるケースがあります。

 

対して、レガートゼロは発売されたばかり。まだ何も成してません。

 

何がこのバットをそこまで高騰させるのか?…は言うまでもないので言いません。

 

 

 

 

ではここで、一度冷静にレガートゼロの性能を予想してみましょう。

 

丁度アシックスがすっげぇありがたいデータを出してくれています。

 

 

 

これ!

 

こんなデータが欲しかった!

 

各メーカー、新シリーズが出る度に新旧のバットをこうやって比較したデータをくださいマジで。

 

このことから、旧バット(バーストインパクト?)と比較して

 

・反発係数が最大になるポイント(真芯?)が5cmも先端寄り

 

5cmはとてつもなくデカい。これだけ先端に寄っているのなら、重心も先端に寄っていそうなものです(真芯と重心は別物なので断言はできません)。

 

・旧バットと同じ感覚で使うと思ったように飛ばない可能性がある

 

逆に手元寄りに捕えると、旧バットに劣る性能になってしまいます。

 

バットの先端を意識したアプローチが必須でしょう。

 

バーストインパクト?のユーザーなら、なんとなくイメージできそうなのではないかと。

 

ここで思うのが、レガートゼロとバーストインパクト?の各バットの反発係数の最大値。

 

旧バットが約0.57に対し、レガートゼロは約0.59。

 

ビヨンドマックスキング→メガキング→ギガキングの反発係数の上昇値を考えれば、確かにこの上昇はデカいです。

 

理論値的には、レガートゼロは旧バットを上回る飛び体感できると思います。

 

おそらく準環境バットに落ち着くのではないかと予想します。

 

で、8~10万円?

 

ギガキング02の2倍?

 

このデータを真に受けるならば、私はギガキング02と同程度+αまでのお金しか出せないですね。

 

現環境を見るに、メンテナンス用の器具込み・新しいギミックへの期待や応援のお布施の意味も込めて45000~50000円の価値はあると思います。

 

仕様が仕様なだけに、JSBBの認可を得るのが大変だったそうです。

 

私も一応は医療系の人間で、家族や友人に製薬企業の人間もおりますゆえ、商品を世に出す苦労と言うものは申し訳程度に理解しているつもりです。

 

ただ倍払ってまで使いたいか?と言われれば…。

 

 

私としては、準環境バットレベルの性能はあるだろうとの予想、そしてメンテナンス用の器具込み・新しいギミックへの期待や応援のお布施として5万円を若干超える定価には納得しております。

 

ただ、納得していてもその価格で手に入らない。

 

予想される性能的に、今現在出回っている価格では納得できない。

 

バットを選ぶ際に、正当に評価しているのに購入には至らないワケです。

 

こんなしょうもないことで。

 

コレが健全な市場かと言われると…ねぇ?

 

 

 

また、先述のように、今回アシックスが出してくれたデータは本当にありがたいもので、長さ・重さ・形状・素材で性能の予想ができる木製バットと違い、実際に打ってみるまで何もわからない複合バットの性能をある程度予想することができます。


各メーカーがこれ位データを開示してくれれば、試打ができない環境の野球民でも性能や使い勝手がイメージしやすくなり、バット選びが容易になって、結果的に新しいバットに移行しやすくなる…。

 

とりあえずビヨンド!とはなりにくくなる。

 

そうならないかなぁと思った次第です。

海外のバットレビュー系YouTubeチャンネル

外に出ようにも出られないこのご時世、浪費せずに野球への飢えを満たす数少ない手段であるYouTube。

 

日本のいわゆる野球系YouTuberは大体軟式バットの新着・試打系動画しか観ませんが、まぁ大手チャンネルさんは大体案件なのでリアクションを過信しちゃいけませんわな。

 

大手チャンネルさんでなくとも、他のチャンネルさんのロングティーの飛距離比べ動画や5chなど情報源は色々あり…例えばMM18やイオタは純粋な飛距離はギガキング02以上説も出るなど面白い話も拾えました。

 

もっとも、あくまでも個人の感想の域は出ないワケです。

 

客観的なデータでは決してないので過信は禁物。まぁ客観的なデータなんてそもそも測る手段が消費者側にはないのが、これまた問題なので…これはこれで後日に書きましょう。

 

話をYouTube戻しまして、海外にもいわゆる野球系YouTuber的なチャンネルは存在し、バットレビューに特化したチャンネルさんもあるワケです。

 

今回は私がよく観るチャンネルさんと一部の動画、登場するバットを紹介いたします。

 

 

 

The Baseball Bat Bros

 

 

主にBBCORバットや木製バットの試打動画を上げるチャンネル。

 

我々野球民には、硬球の打球音は抑うつ効果があると思ってます。

 

私は作業中にこのチャンネルの動画を聴くだけでも楽しめてますね。

 

新着バットや比較動画が多く、市場で評価の高いバットは大体動画化されています。

 

新着バットの例としては、victus(ビクタス)のBBCORバット、NOX

 

前作から大幅にデザインが良くなりましたねぇ。

 

ビクタスと言えばド派手なプリントの木製バットのイメージですが、個人的にはシンプルなデザインにこそ映えるロゴマークだと思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GBベースボール

 

 

韓国のチャンネルですね。何を言っているかは私はほとんどわかってません。

 

韓国で使用されるバットがほとんどで、まれに日本やアメリカで使用されるバットも登場します。

 

しかしデカい腕ですねぇ…。

 

こんなガタイの人が「自分は32インチ27オンス(81.3cm/765.4g)が合う」なんて言っておられる?みたいですし、長尺・高重量に頼ってばかりの私にとっては思うところが多々ございます。

 

少し話はそれまして、韓国のバット事情ですが、基本的に硬式です。

 

さらにイーストンのバットでライナーが直撃して失明する事故が発生して以降、反発力の制限の規格が設けられましたが…打球径と重さ以外は制限のないカテゴリーも依然として残った状態です。

 

つまり、日米で禁止された「硬式用で打球径2.75インチ(70mm)」に「重さ-5」の規格で、他に制限のないカーボンバットを現在の技術で作っていいワケです。

 

2020年現時点で、地球上で最も飛ぶ硬式用バットが流通しているのは韓国で間違いないでしょう。

 

このチャンネルではまず置きティーで打球速度を測ってから屋外で打つスタイル。

 

グラウンドの狭さもありますが、こんなデカい腕でこんなバットを使えばそりゃブッ飛んでいきますわ。

 

で、その韓国の市場で今最も飛ぶと言われているのがコチラ。

 

ストーム社のZ2スペシャルエディション

 

 

 

 

 

サイズは33インチ28オンス(83.8cm/793.8g)と、32インチ27オンス(81.3cm/765.4g)の2種類。

 

ストーム社のカーボンバットは1ピースのころから最強説がありましたが、2ピースになり理論上の性能がさらに向上し、盤石になった…的な議論をよく見かけました。

 

使ってみたいですよね…硬式用は試す場がないのが何とも惜しい。

 

 

他にもバットレビューに特化したチャンネルさんはございますが、日本にもいらっしゃるんですかね?