EASTON - BAT TAPE 極薄0.3mmバットテープ | FIVE HUNDRED FEET

EASTON - BAT TAPE 極薄0.3mmバットテープ

本日ご紹介するのはイーストンのバットテープ(EASTON BAT TAPE)

 

 

 

グリップテープではなく、バットテープです。

 

正式名称がこうであるのに加え、私も意図してこう呼んでおります。

 

と言いますのも、結論から言ってしまえばコイツは100均やドラッグストアのテーピングテープを上等にしたようなモノであり、テープ自体いグリップ力は全くないのです。

 

ハッキリ言ってそれらで代用は可能だと思います。

 

可能でしょうが、使ってみてこちらの方が上等でしたのでピックアップした次第でございます。

 

カモ柄もさすがに100均や医療用で使えませんからねぇ。

 

 

 

 

 

なんじゃそら…と思われるやもしれませんが、このバットテープの主要な使用先は木製バットやスローピッチソフトボールバット

 

 

 

 

 

 

これくらい、大雑把と言いますか…軽い気持ちでガンガン巻くものです。

 

グリップテープと比較して、バットテープのメリットは私が思うに主に2つ。

 

 

①とにかく薄い!

 

 

 

実測値0.30mm!

 

正直、0.30mmってこんなにも厚みを知覚できるのか?と思っております。

 

使用感的にはそれこそ0.2mm前後かと思ってました。人間の触覚って凄いんですねぇ。

 

では早速巻いていきましょうや。

 

試しに使うバットですが、このカラーとグリップの太さでこのバットのモデル(型番)わかります?

 

わかる人は…わかると思います。相当ディープな方でしょうけども…。

 

 

 

 

答えは最後の方に若干映り込むのでちょっくら考えてみてください。

 

近年グリップの太いバットにハマっている私としてはそのバランス・フィール、そしてパワー共に、まさに絶妙の一言に尽きる1本です。

 

それなりに使い込んでますので、グリップ側も塗装が薄くなってきてるんですよねぇ。

 

この時点でメーカーは絞れたようなものですわ。

 

 

 

 

さてこのテープ、伸縮性はほぼ皆無です。

 

幅約2cmと薄く、長さも9mほどあるので、グリップノブとデーパーの境界は惜しみなく重ね巻きしていきましょう。

 

 

 

 

 

この段差を綺麗に巻くにはこれしかありません。

 

バッティンググローブ越しとは言え直接触れる部分ですから、何度でも納得いくまで巻きなおしましょう。

 

 

 

 

この段差さえ突破してしまえば、あとは重ねず必要分だけ巻いていくのみ。

 

 

 

 

まぁ…こんなところでしょうか。

 

テーピング後のグリップ径は実測値27.56mm

 

 

 

 

テーピング前後で25.90mm→27.56mmと言うことで、+1.66mm

 

ホンマにこんなに増えたのか?

 

と思う程度には、フィーリングとしては薄く感じます。

 

せっかくなので他のグリップにも巻いてみましょう。

 

長さの目安にするため、このまま剥がして使います。

 

スローピッチソフトボールバット

 

 

 

 

軟式用バットと同じと思ってもらって大丈夫です。

 

なんとまぁ薄いこと。

 

クッション性は皆無です。

 

その分操作感も打感もとにかくダイレクトに感じられます。

 

グリップの細さに負けないリストをお持ちなら、絶大な効果を発揮するんじゃないでしょうか?

 

 

ボンズノブ

 

 

 

流石の巨大グリップ、長さが足りません。

 

ボトムハンド(引き手)と、トップハンド(押し手)の小指までしか巻けませんでした。

 

両手分巻くには通常の木製バットの1.5倍ほど必要でしょう。

 

 

アックスハンドル(Jグリップ)

 

 

 

曲面を重ね巻きすれば問題ナシ。

 

ストレスなくテーピングできますね。

 

で、暗くて申し訳ありませんがテーピング前後の重量変化はこの通り。

 

 

 

 

 

914g→923g+9g

 

バットで10gと言えばそれはそれは大きな差があるものですが…グリップ側で、これだけ分散してますからねぇ。

 

重くなったような感覚は私はほぼ感じてません。

 

それに私は主にグリップの太いタイプの木製バットに巻いて使っておりますが、軟式用バットに巻いて使うのもまた一興。

 

スローピッチソフトボールの世界では、純正品からより薄いテーピングに巻き替えより操作性を、よりリストを活かしたバッティングを、よりダイレクトな打感をと言う概念がある様でして。

 

せっかく我々も800gに満たないバットが主流の世界なのです…具体的にどうこうと言うのは各々の判断にお任せするにしても、あの再現性と飛距離こそが正義の世界のバッティング。

 

軟式野球も学ぶべき点はあるように思えます。

 

 

 

 

 

 

②自由に巻ける

 

自由度の高いリザードスキンズと言えど、その伸縮性には限度があり、長さも基本的にバット1本分です。

 

しかしこちらは長さ・薄さに関して圧倒的にリードしておりますので…。

 

例として、こんな風にアレンジすることもできるのです。

 

 

 

 

 

一番上の動画でも、追加で巻いて若干のデーパーを設けておりました。

 

これ1つあれば、0.3mmの薄さを活かしてかなり細かな調節とアレンジができるワケです。

 

それこそルールに抵触しない範囲である限りどう巻いたって自由なんですから。

 

と言うわけで、カモ柄のリンクだけのっけておきます。

 

今のところ取り扱いは例によってモンスターバットさんのみの。

 

この手のアイテムを定期的に更新してくれるものですからホント助かってます。